巡り合って空の下~茶トラ君 | とある怪異の回顧録

とある怪異の回顧録

友人・知人から聞いた怖い話や不思議な話を紹介しています。基本実話(噂話もありますが)故にオチが無い話が多いと思いますが、ゾワッとしたり不思議だな~って思ったり、見落としがちな日常の怪異や恐怖体験をお楽しみいただければと思います

 これはSさん繋がりで猫仲間のEさん(男性)から聞いたお話です。

 

 

 Eさん19年飼った茶トラの雄猫ちゃんが亡くなって数年経過したある日、車で帰宅していたEさんのヘットライトに猫のシルエットが入り込みます。

 「あ!撥ねてしまう!」と急ブレーキして回避。ドンともゴトンとも言わなかったので、上手く回避できたと一安心したEさん。

 その後、何時より慎重に車を運転して帰宅したそうですが、途中通過する交差点で衝突事故現場に遭遇、見た感じ今さっき発生ぽかった。

 あの急停車なかったら巻き込まれてたかもと思ったという話。

 

 前置きでSさんが私を「不思議な話とか好きな人」との紹介でお話お聞きした経緯もあり、突っ込んで「撥ねそうになった猫って確認しました?」と聞いておりますが、停車後巻き込んでないか車の下は見たけど猫は見ていないとの事。

また、シルエットだったので毛並みとかも見えなかったけど、多分茶トラが助けてくれたと思っているからお話しました~とも。

 このお話を聞いて5年位後にこむぎちゃんで不思議な体験をしましたし、そんな話もあるだろうな~と思い出します。