今日もこちらのオープニングテーマから

スタートです。

上手い歌とは言えないと自分でも思いますが・・

(そこそこ聴けるものにはなっているとは思います)

ヤッタアのところで皆様を元気づけられると

嬉しいです(^_-)-☆

 

タイトルについてです。

 

学校HPに掲載されていた

2022年度(昨年度)

中央大学付属「高校」の入試問題を

例に話をしてみたいと思います。

この問題を目にした時、

高校受験生ならどう解くだろう・・・

ゴホンゲがとりあえず

パッと思いついたので解いてみると

三角形ABCは二等辺なので、

Aが52度だと、BやCは64度と

わかりますね。

そして、BDが直径と与えられていることで

その線上に円の中心があることが

わかるので、

いわゆる「円周角の定理」が

使いやすそうだな、と。

ということで、この定理が

使える状況に持って行くため

円の中心をOとしてAと結んでみると、

となります。

角AOBが128度とわかり、

三角形AOBは二等辺でもあるので、

ということですね。

「円周角の定理」は

いわゆる中学受験で言うところの

スリッパで簡単に説明できるので、

中学受験でも教える先生も

いるのかな、とも想像しています。

とにもかくにも、

この場合のOAの補助線は

「円周角の定理」を使うため、

というはっきりした目的のある

補助線です。

 

これに対して受験算数では

小学生が算数として勉強する

範囲の知識で解ける、

ということが前提で

出題されますから

それほどたくさんの定理を

知っている状況で問題を

解くわけではありません。

なので、数学を学問的に

勉強して、たくさんの定理を

使いこなして解くというよりは、

 

どういった方向に

考えを持って行けば答えが

絞られていくのか、といったことを

意識して問題を解くことが

求められます。

 

ただゴホンゲはそういったあいまいな

部分があることを前提に

「生きる知恵」的な感じで答えを

導いていくような部分もある

受験算数の指導に魅せられています。

(たとえばあいまいな部分が多いからこそ

ともすれば理屈からも外れてしまいがちに

なるわけで、そのへんをどううまく教えたら

いいか、とか色々注意すべきことは

あるわけです。)

 

だから拙著の問題集においても

知識だけでなく「頭の使い方」

「手の動かした方」というものにも

かなり力点を置いた授業実況的な

ものになっているわけです。

そして数学的なことについては

中学高校であらためて

しっかりやっていくだろうから

中学に進学していく子達への

エールも「数学しっかり勉強してね!」

よりは頭を鍛え続けて幸せな人生を

切り開き続けてね、的なものに

なっていくんだと思います。

 

かなり脱線してしまいましたが(汗)

受験算数版の解説としては

こちらになります!

 

BD上に中心Oがあるのはわかるので、

それを元に二等辺三角形を作っていきます。

二等辺三角形は一つ角度がわかるだけで

他の角度がわかるわけですから、

問題の解決に役立ちやすい

図形なわけです。

(正三角形であればなおさら。

ということになりますね。)

そしてAB=ACが問題文で

与えられているので、

作った二つの二等辺三角形が

3辺が等しく「合同」ということになり、

なので対応する角度が等しい、と

考えてよいことになりますから、

これで答えに行きつける、というわけです。

 

このように、求角の問題であれば

「二等辺三角形」だったり

「正三角形」だったり、

「合同な三角形」だったり

問題解決につながりやすい

答を絞っていきやすい図形を

知識とともに、それがなぜ

答えに結びつきやすいかを理解させ

発見する、あるいは線を引いて

作る、ということを意識づけしていく

という感じになります。

 

ひとつ中学に進学する子達に

言うことがあるとすれば、

定理という武器をたくさん

身に着けないといけないわけですが、

そのことによって

楽になる可能性もあるわけです。

算数が苦手でも数学になったら

抵抗感がなくなる、ということも

珍しくはありません。

なので、特に算数に苦手意識が

あった人は、そういった気持ちは

リセットして臨んでもらえたらな、

と思います。

応援しています!

 

最後に、これから中学受験に向かう

生徒さん達には、

上記のような補助線を引く問題は

こちらの2冊の拙著で

取り扱っておりますので、

是非ご興味持たれましたら

手にとって頂けたら、と思います!

よろしくお願いいたします。

<(_ _)>

補助線の引き方で難問がスイスイ解ける! ! 中学受験算数 作業のルール 増補改訂3版 

 

中学受験算数 楽しく学ぶパズル・図形のひらめき問題

 

エンディングテーマです!

(オープニングテーマもそうですが)

受験生応援の祈りを込めて!

 

2021年4月からこのブログの内容に

マッチするいうことで

この動画を貼り付けています!

そして2022年2月以降もこちらの動画を

貼り付けて頑張っていきます!

2023年以降も週1度とある

校舎に授業をしに行くことから

この動画を貼り続けたいと思います。

 

以下宣伝

拙著以下のラインナップで発売中です。よろしくお願いいたします<(_ _)>

 

補助線の引き方で難問がスイスイ解ける! ! 中学受験算数 作業のルール 増補改訂3版 

2021年2月に増補改訂版として発売しました問題集です。

図形問題を入試に対応できるレベルに上げるお手伝いが

出来る本になっています。

 

中学受験算数 楽しく学ぶパズル・図形のひらめき問題

 

2020年12月に発売の、広尾、浦和明の星、早慶、

女子学院、駒東・・・といった難関校の入試で散見される、

パズル系推理系の問題への対応力を高めることを狙った

問題集です。そういった用途抜きにしても楽しんで解いて

頂ける本です。

(他の3人の同僚の優秀な先生方との共著になります。)

 

中学受験算数 3割しか取れなかった子が本番で合格点を叩き出すスゴ技勉強法 

2019年発売の、中学受験の基礎固めの大変さに

寄り添うべく技術的にも精神的にもヒントになれば、

という思いで書いた本です。

 

日経クロスウーマンに

昨年3月15日にアップされたこちらの記事

(算数の思考系問題に対応していく力の育て方について

五本毛がインタビューに答えた記事です。)も

是非ご覧になってみてください!<(_ _)>

https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/1111141/030900069/index.html

 

原稿等のご依頼は

gohongemegane@gmail.com

までよろしくお願いいたします。

 

(卒業生等

以前かかわりを持たせて

頂いた方に関しましては

こちらのメルアドを

ご活用いただいて

大丈夫です。

現に授業を行っている

本科生とこちらで

コミュニケーションをとる意思が

ないことを伝える意図で

「原稿のご依頼等は」

ということにさせて頂いてます。)