「終活ノート」なるものを、数年前に勢いで購入した。

昔、テレビで“終活特集”を見て、いとも簡単に感化され、本屋へダッシュ。


・・・しかしまだノートは真っ白。

多忙にかまけて、結局なーんにも書いてない。

そして、今やどこにあるのかすら思い出せない。


ノートは2冊。

1冊目は現実的な“申し送りノート”。

どこの生命保険に入ってるだの、保険証番号だの、誰に連絡してほしいだの。

いわば“死後の取扱説明書”。


もう1冊は、最期に向けてのTO DOリスト。

「何を食べたい」「どこへ行きたい」「何をしてみたい」――そういう夢や欲を、自由に書き殴れるやつ。


子どもたちが手を離れる今、そろそろ向き合わなきゃと思う。

静かに人生の帳尻を合わせていく時期なんだろう。

仕事柄、考えずにはいられない。


さぁ!何を書こう!

――富士山登ってみたいな〜。

よし、1ページ目はそれに決まりだ。









あ、その前にノート探さな。。。




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