--*-*-*-*-*-*- 第325号(2014/6/17) *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
     
ワーキングウーマンのための「食」通信
          
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 「心身元気になる料理生活」。作る楽しさと、作る人+その大事な人
  の「美味しい」というヨロコビが心身の元気を作ると信じています。
  料理教室・食の企画事務所Y'sfoodlaboの管理栄養士 二本木ゆうこ
  が食情報をお送りします。

____________________も_く_じ________________________________

1.材料使い切りレシピ「冷蔵庫の片隅に愛を込めて」
  ・・今号は 「桜海老と生姜の炊き込みごはん」 


2.◎新コーナー「両親に作ってあげたいちょっと柔らかめの料理」
  ・・第2回 鶏も大根も柔らかい!「鶏大根」

 
3.料理のパーソナルトレーニングのご案内・・・
   皆さんメキメキ力をつけてます『マンツーマンレッスン』

          
        
4.編集後記・・・最近のはなし
______________________________________________________

皆さまお元気ですか?
 
 今号のレシピは美味しい乾物「素干しの桜海老」を使った
 「桜海老ごはん」。

 そしてみんなで食べられるけどちょっと柔らかさを意識した
 「両親に作ってあげたいちょっと柔らかめの料理」は柔らかく
 煮込んだ「鶏大根」です。

 どうぞお付き合い下さい。


●1.材料使い切りレシピ「冷蔵庫の片隅材料に愛を込めて♪」

今号は・・ 「桜海老と生姜の炊き込みごはん」 

ひとこと:海老らしい旨みと香り、国産の桜海老って美味しいです。
     
<材料>作りやすい量
 
素干しの桜海老 10g
 生姜 3片
 米 2合
 だし汁 400cc前後
 塩 一つまみ
 薄口醤油 大さじ2
酒 大さじ1
みりん 小さじ2
 
   
<作り方>
1.米は研いでざるに上げておく(20~30分程度)。桜海老は小さな器
  に入れて浸るくらいの水(分量外)を入れて電子レンジで10秒ほど
  (ぬるい温度)にかけ10分程度置く。生姜は皮をむき千切りにする。

2.炊飯器の釜に米、桜海老の戻し汁、だし汁、酒、薄口醤油、みりん
  を入れて2合の目盛りまで水分を入れる。塩を加えて混ぜ、生姜、さ
  くらえびをのせて炊く。

3.全体をかき混ぜ碗に盛る。

●ここがポイント!
 桜海老はぬるま湯で戻さず釜に直接入れても炊けますが、戻した方が
 薄殻がいくらか柔らかいです。炊きあがりに刻んだみつばや茹でて薄
 皮をむいた枝豆などをちらしても素敵です。

 桜海老の産地静岡・由比の方から桜海老をいただきました。
 「桜海老」は国内では由比のみ、近年はベトナム産や台湾産が出てき
 ています。かじってみてもさすがに味が良くて、ごはんもおいしく
 炊き上がりました。
 
 画像はこちら
 
*1

 
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 


●2.◎新コーナー「両親に作ってあげたいちょっと柔らかめの料理」
 

 このコーナーでは「ちょっと柔らかめ」の料理や「いつもの調理に
 食べやすさや柔らかさのヒントを加えたレシピ」などを紹介してい
 きます。とは言え、特別な料理ではないので老若問わずご家族一緒
 に食べられます。

 年齢を重ねて噛む力が衰えることで食べるものが偏ってくると徐々
 に栄養バランスが崩れがちになります。

 いつまでも元気で過ごしていただくために、そして食の楽しさを
 いつまでも。ヒントになれば幸いです。
 
 またブログでは「大人の食活」をテーマに日々情報を発信しています。
 良かったらぜひごらんください↓

 【40歳からの介護を遠ざける「おとなの食活しんぶん」】
  http://ameblo.jp/kaigoyobou/


 第2回・・鶏も大根も柔らかい!「鶏大根」

ひとこと:煮汁をたっぷり含んだ大根はお腹も元気にしてくれます。
      ほんのりピリ辛のコチュジャンでコクもアップ!
      

<材料>作りやすい量(3人分くらい)

 大根            1/2本
 あれば大根の葉(ゆでたもの)適量
 鶏もも肉 1枚

 サラダ油   適量
 だし汁 400cc
 酒 大さじ2
 砂糖 大さじ2
 醤油 大さじ2・1/2
 コチュジャン 小さじ2~

<作り方>
1.大根は皮をむいて乱切りにする。鶏肉は食べやすく切る。

2.厚手の鍋または深めのフライパンにサラダ油を温め、鶏肉を皮
  を下にして入れ焼き始める。脂がにじんできたら大根を加えて
  炒める。大根の角がやや丸みを帯びてきたらだし汁を加えて煮
  立てる。

3.あくをすくって酒と砂糖を加えて落とし蓋をし5分ほど煮る。
  醤油とコチュジャンを加えてさらに煮込む。大根が柔らかくな
  ったら火を止め器に盛る。刻んだ大根葉を散らす。


●ここがポイント!
 だし汁は大根に対しひたひたより少し少ないくらいのイメージ。
 落とし蓋をして途中混ぜながら煮ていく感じですが大根の大きさ
 により極端に煮汁が足りなければ、だし、調味料それぞれ少し
 足して下さい。汁気をたっぷり含んだ大根なので味は気持ち薄め
 の方が良いです。

 食べやすさの工夫:とろみがあった方が食べやすい場合は煮汁に
 水溶き片栗粉でとろみをつけても良いですね。

 画像はこちら 
 2



-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


●3.料理のパーソナルトレーニングのご案内・・・
   皆さんメキメキ力をつけてます『マンツーマンレッスン』

          
  料理のパーソナルトレーニング『マンツーマンレッスン』では
  料理の基礎と定番を重視しています。
  
  料理を始めたい方、作っているけど何かもう一歩と感じて
  おられる方、ご結婚前後の方など沢山の方が受講し力を
  つけておられます。
  マンツーマンレッスン:http://yfood.net/mantoman/
  
  皆さん、力がついています!『生徒さんの声』(随時更新)
  http://yfood.net/voice/
 
料理を始めたい、基礎をしっかりおさえたい、自信をつけたい
  そんなあなたにおすすめです。


 
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


●4.編集後記:最近のはなし


 久しぶりに介護予防講座の講師を務めています。
 地域の高齢者の方々に栄養の話をしながら「永く元気でいるための
 食事」について皆で考えていきます。
 
 皆さんとの対話はとっても新鮮です。

 参加者のお1人が「私のテーマはね、長生きなんですよ」と仰いま
 した。「やりたいことが沢山あるからね」とのこと。

 「やりたいことがまだまだある」という気持ちこそ、若さの秘訣
 なんだと思いました。

 さて、この介護予防講座(名前は色々ですが)「高齢期、元気な
 うちからの予防」として多くの市町村で開講されています。

 簡単で効果的な運動を中心に、栄養の話や口腔の話など中身充実
 の本当にお得な講座です。(民間だったら結構な受講料でないと
 成り立たないと思います)

 もしご高齢の親御さんに薦めたいなど関心があればお住まいの役
 所に問い合わせてみると良いと思います。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
■メールマガジンのご感想はお気軽に、お問い合わせもお気軽に↓
 info●yfood.net   ●→@ 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■ 3つのブログを運営しています。最近の内容は・・・

□【料理教室ブログ】 http://ameblo.jp/1to1lesson/
 『生徒さんの声』ほか

□【40歳からの介護を遠ざける「おとなの食活しんぶん」】
  http://ameblo.jp/kaigoyobou/
 『バランスよく食べるとはーその1』ほか

□【食と健康の企画事務所ニュース】
  http://blog.goo.ne.jp/yfood/
 『ホビークッキングショー「ふれあいクッキング」終了しました』ほか   

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 それでは! また次号、元気でお会いしましょう!

----------------------------------------------------------------
【発行者】「食」と「健康」の企画事務所 Y's food labo
     元気食プロデューサー・管理栄養士 二本木ゆうこ

・個人向け料理の基礎トレーニング
     
・調理イベントの構成・講師・研修・実演用レシピの開発
 
・健康・介護予防に関する講演など

 http://yfood.net
      
 ※有料広告、相互広告は承っておりません。
 ※このメールマガジンはまるごと転送歓迎です。興味がありそうな知人
  ご友人に転送してあげて下さい。 
 ※内容・レシピ・画像等の無断転載は固くお断りしています。

【登録・解除・バックナンバーはこちら】
 まぐまぐご利用⇒ http://www.mag2.com/m/0000090890.htm  
 メルマご利用⇒ http://melma.com/backnumber_154229_5842821/