厚生労働省が公表された介護保険にかかる総費用の推移について、チェックしてみると、令和4年度(2024年度)にかかった介護保険の総費用は、11.9兆円となり、過去最高を更新。

介護保険制度が始まった平成12年度には、3.6兆円であった。

高齢化の進展により介護サービスの利用者が増加しており、介護保険にかかる総費用の増加に歯止めがかからない状況にある。

https://www.mhlw.go.jp/content/zaiseinoshikumi.pdf


全国で高齢者施設での事故も、介護保険にかかる総費用の増加と比例して増加している。

しかし、国が事故件数などの情報を集約した統計はなく、実態を把握する仕組みが整っていない。

つまり、介護施設などでサービス利用中に事故が起きた場合、事業者は速やかに自治体に報告するよう厚労省令で義務づけられているが、自治体から国に報告する義務はない。

 

また、介護事故の概要を公表するかについては、自治体の一部にとどまっている。

東京都は公表

目黒区は非公表

世田谷区は公表


厚生労働省は2027年度を目標に全国の介護現場で起きた事故などについて、件数やそれぞれの概要をデータベース化して公開する方向で検討している模様だが。