夕方、うれしそうにうちに帰っていく利用者たちを

内心うらやましそうに見送る在住組。

 

そして居残り組はスタッフに訴える。

孫がなんちゃらとか

部屋の整理がなんちゃらとか

なんだかんだ言って、わたしも帰らなくちゃいけないと

スタッフに説明する姿に胸の痛さを感じつつ

 

あきらめてもらうという・・・

 

今日はもう遅いから

あした、ご家族と相談しましょうね。

とかなんとか言いながら

年寄りの記憶力のなさに付け込み

やりすごすのだ。

 

いやはや、ここの一日は長いぜ。

 

新しくできた小規模多機能で

管理者はどっかの会社をリストラされて

しぶしぶここにいる人なもんで

まったくやる気なし。

やる気がないから、レク少ないし

くそつまんねえ。

スタッフもつまんねえから

みんなすぐやめちゃうから

派遣できてるやつが半分いる。

 

基本、派遣の多い職場は要注意だね。

 

まあ利用者は一日

ボーっと過ごすわけで

洗濯物たたむとか

洗った茶碗拭くとか

そういう仕事は争奪戦になる。

 

8人くらいの小規模多機能なわけだけど

そこにやっかいな利用者がいるわけで・・・

 

そのお話は次回。