認知症ケアを笑顔で!症状を改善する在宅介護 -293ページ目

ぼけの予防


↑須貝 佑一 著: 認知症についても書かれていますが、認知症予防について、詳しく書かれています

「ぼけとは何か」「ぼけの診断」「アルツハイマー病の予防」「ぼけ予防の先に見えるもの」の各4章から、この本が書かれています。

ぼけとは何かで、認知症をわかりやすくかかれています。学問的に認知症をとらえるには、最適な本ではないでしょうか。

ご家族の中に認知症を疑われる方がいて、病院に連れて行くにはどうしたらいいか悩まれる方も多いでしょう。

「俺をきちがい扱いするな」と拒否に会われる方も多いでしょう。

ぼけの診断の章では、病院へ行きたがらないときと題して、適切なアドバイスが書かれています。

認知症を疑われる方の自尊心を傷つけないで、病院に連れて行く上手な方法が書かれています。

「アルツハイマー病の予防」では、認知症発症のメカニズムが、大変わかりやすく書かれています。

認知症予防に、食生活の改善・運動のすすめ・余暇の使い方に重点を置いて、わかりやすく科学的に解説されています。

レビー小体型認知症の母の介護でも、「アルツハイマー病の予防」の章は大変参考になっています。介護請負人として、おおいにお勧めできる本であり、何かあると読み返している本でもあります。

ぼけの予防  ←上の記事でご紹介した本です


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痴呆の人の思い、家族の思い


 ↑「認知症の人と家族の会」が編集された本です。認知症家族・ご本人の生の体験が記されています。

副題にーぼけても心は生きていることを知って欲しいとあるように、この本を編集された家族会の思いがよくわかります。

少し前まで、ぼけたらおしまいと、多くの人が思っていたことでしょう。
実際私もそう思っていたので、母がレビー小体型認知症と診断された時は、あわてました。

認知症を理解するにつれ、ぼけても、お終いではないことを知り、母の認知症介護に希望が見出せたものです。

ご家族に認知症の人がいる方がこの本を読まれて、ご家族の行動と重なる部分を見出されたら、認知症の理解が進み、希望もでてくると思います。

レビー小体型認知症の母が、興味を持った手記を、ご紹介します。

掃除の時は掃除機を持って、私の後ろから付いてくる。何でも2人で一緒にするのが楽しいらしい。「さぁコーヒーでも入れましょう」と言うと、たどたどしい手つきで3人分作る。「どうして3つなの」と聞くと、「1つはアルちゃん(アルツハイマー)の分」と言う。日常生活のすべてがおぼつかなくなってきて、自分の病気を知ってはいるが、将来にわたる不安や焦りは感じられない。それは介護者にとっても同じ。先はどうなるのか判らない。 (ここまで)

わたしが読み上げる「アルちゃんの分」と言うところでは、大笑いしています。
そんな母をみて、わたしもぼけても心は生きていると思います。

痴呆の人の思い、家族の思い ←うえの記事でご紹介した本です


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わらじ医者京日記ーボケを看つめて


↑早川 一光 著: 気楽に笑いながら読んで認知症を理解できる本

「こんな人がぼける」「こんな人がボケない」「ボケない方法」
「ボケさせない方法」「上手なボケの看方」「上手なボケ方」

以上の6章からなるこの本の著者は、早川一光氏。
長く京都で老人医療に携われたお方です。

ご家族の中に認知症を疑われる方がいて、
認知症とは?と思われる方が、
最初に読まれると、いい本だと思います。

認知症入門としても、認知症を抜きにして読んでも、
おもしろい本だと思います。

ボケとは、はじめに「今」を失っていくことと書かれています。

認知症とは、記憶障害であることが、
上の言葉でよくわかります。

ボケに対処するには、人間に対する深い愛・尊敬が必要と、
本全体で問われているように思われます。

冒頭でこんな文章に出会います。

担当の大倉看護婦さんと、とにかく治療してみることにした。検査、点滴、注射と遠慮なく迫る私は、最期までおばあさんの天敵であった。

大倉看護婦さんは、少し違っていた。暇をみつけては、ツメ切り、手ふき、顔ふき、あたかも、もののわかっている人に話すように語りかけ、果ては一緒に内風呂に入って、おばあさんを洗った。(ここまで)

認知症といっても特別視、色眼鏡でみることなく、
一人の人間として接することの重要性を知ります。

レビー小体型認知症の母の介護に疲れたとき、
読み返しています。

読み返すたびに介護とは、
愛情を持って接することだと悟ります。

余談ですがこの本は、
NHKでテレビドラマ化されています。

ボケた人を恍惚の人と言っていた、
30年前ぐらいのことです。

テレビを見て母が、
「私は、絶対にこんなボケた人間にはならない」
と言っていました。

なつかしい思い出です。

わらじ医者京日記 ←うえの記事でご紹介した本です


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