競争社会 他社との競争 自社内での競争 生産性と効率性 生き残りをかけて頑張るって、本当のところどうなのだろうか

10年単位で俯瞰してみれば、今の時代ほど便利になった時というのはないのだろうけど、どこか生きにくい、先が見えない閉塞感たっぷりの時代になっているように思えてならない。

相模原事件の植松が言う「人として役に立たない人間は排除してしまえ」といった考えというのは、大なり小なり存在していて、世の中、仕事の中でも役に立つ人間だとか役に立たない人間だと言って切り捨てられることは、当たり前のように起こっている。

植松事件は、その極端な方向に行ったものとしてとらえることは単純にはできないにせよ、彼自身がトリックスターのようになってしまうとある世界は、本当にどうかしているとしか言いようがないわけで・・・。

メディアも案の定、新しい事件が起きて、植松事件もどこかうっすらとして、そういえば的な感じ。

介護の問題、原発の問題、大震災・・・。

あまりにも不安な要素が多いわけだか、布団かぶって寝ていたほうが良いというわけにはいかない。

この時代に生きている人間として、弱者へのまなざしを忘れることなく、日々生活して行きたいと思う。