認知症になると、
お金の場所が分からなくなり、
財布がない、盗られた、
みたいな勘違いをすることが多いと言われていますが…
うちの祖母は、
そういった金銭トラブルが全くありません。
家族の絆のおかげですね!
とか言いたいところですが、
おそらく、貧乏すぎたことが原因だと思います。
そもそもお金をおいていない、
お金なんて絶対ないと
祖母自身が分かっているのでしょう。
逆に、お金がない的なエピソードはよく喋ります。
汽車に乗るお金がないから
何十キロも歩いたとか、
ひもじい暮らしをしていたとか、そういう系ですね。
そういう昔の感覚があるから、
祖母自身がお金を持っているなんて考えもしないのでしょう。
…貧乏も少しは役に立つのかもしれませんね。