夫がALSになってから

ちょっとしたことで不安になったり、一大事に思えたり、辛い気持ちになることが多くなりました。

振り返ると大したことなかったのに苦しみでいっぱいになったり、、

本当にキツイ時は心がぐったりしているのがわかります。

元々の性格もあると思うけど、より一層酷くなりました。

本当はポジティブでいたい。

私は前向きだからと言ってみたい。

でも心はなかなかコントロールできません。

壊れやすいし、傷もいっぱいついています。

見た目は元気に見えるし、声も大きく楽しそうに見えます。

でもひとりになると動けなくなったりします。

そのギャップが大きいです。

介護をしてるとそんな自分を奮い立たせて頑張ります。笑顔で話します。

頑張るしかないのです。

頑張りたいのです。

頑張れることも感謝なのです。

なぜならば、目の前にもっともっと頑張っている夫がいるから。


去年、ターシャ・テューダーと言うアメリカの絵本画家の書籍に出会い、

彼女が(と言っても高齢であり、もう亡くなっていますが、)描く可愛い絵や、ガーデニングの写真、言葉に癒され、心が救われるようになりました。

辛くなると本を開いて読んだり、ただただ眺めるだけでこころがすーっと軽くなっていきます。

少しずつ集めています。

ターシャ・テューダーが綺麗なお庭の写真と共に

いろんな言葉で語りかけてくれる本がいちばんのお気に入りです。

本って良いもんです。


「諦めずに歩み続けていたら何か見つかるわ。」


可愛い花の写真と一緒に記されている、

このページが私は大好きです。