昨日、朝の8時半からの仕事を終えて帰ってきたのが夕方6時、
ヘルパーさんの帰る時間ギリギリだった。
職場がすぐ近くなので、お昼休みは45分間、
家に帰らせてもらえる。夫のトイレをさせるために。ヘルパーさんがいる時間に一緒にするためだから。
ダッシュで4分で帰宅、そのまま夫のトイレ介助をする、
残り時間10分ほどでご飯をかきこみ、
ダッシュで仕事に戻る。
その後夕方まで仕事、、
私も歳で体力も無くてハードな上、
お昼ご飯を大急ぎで済ませるため少ししか食べられずで、
夕方帰ってきたらお腹が空いてフラフラだ。
それでも帰ってヘルパーさんと交代、
ヘルパーさんがあらゆるできる限りのことをやってくれているので本当に助かっている。が、
それでも目薬をさしたり、ちょっとしたことをいろいろしてから、
「ちょっと待ってな」と何回も言いながら
ご飯を作る。むせていてはいけないので、
気になって手を止めて何度も夫を見る。
出来上がって早く食べたい、、
でも食べてる時に吸引はしたくないから
先にしておこう!とか、いろいろしてたら、
なかなか食べれない。
なんやかんやしていたらもう7時まわってるどころか8時だ、、
なんでこんな遅いんだろうと自分が嫌になる。
私はバタバタしてるわりには進みが遅い。
疲れすぎて頭のさきからつま先まで重力がのしかかる、
口角も下がる。
「あ、カフ圧も見ておこう」、とか、
なかなか食べれない。
それでもやっと晩御飯にありついた。
ひとくち食べた時、
ビー‼︎っとでっかい音でブザーが鳴った。
「えー、。なにー、、今散々いろいろしてたのに言うてよ〜」
と心ではつぶやきながらもまた立ち上がってどうしたのか聞くと、
「鼻毛を抜いてほしい」と打ってきた。
ヒィーと、いーっとなった。
「それ今すぐしないとあかんの?」と聞くと、
「後でいい」と返してきた。
後でいいことをやっと座った私に言うか😂
もちろん、ずっと鼻がくすぐったくて気持ち悪かったんだろう、、
もうまぶたも下がってフラフラな私にわざわざブザーを鳴らして言う、
「先に食べさせてあげようとか思わへんの?」
と思わず言ってしまった。
笑ってる、そんな時は表情筋も冴えている。
なんでも夫が優先なのだと思っている。
「なんでやねん!」
と背中を向け、食べながらげんなりしていた。
腹立つわーと、くそーっと、ひいー!と隅っこで怒る元気もなくご飯を食べた。
時々思う、夫優先の私の毎日。
夫のトイレでスケジュールも決まる。
時々悔しくなる。
でも結論、そうやって言ってきてくれてるうちが華なんだときづく。
これもいいことなんだと気づきながら納得する。