55歳までに介護の資格をとる。

40代後半ぐらいからどこかでそう決めていました。

多分それは、夫と生きていくために、

ずっと仕事をしていかなければならないので、

介護の資格を持っていれば自分も少し経験しているし、需要があるのでは、、と思っていました。

55歳になり、思い腰を上げ、3ヶ月ほど学校に通い

初任者研修の資格をとりました。

あの時しか取るタイミングはなかったのと、

今のスケジュールでは絶対無理なので、

人生の流れみたいなものはあるんだなぁと

何かあるたびに実感しています。

介護の学校の日は一日あるので

仕事もあまり休めず、

夫のトイレ問題もあり、

いろいろと大変でした。

でも、この年齢での学校はそれはそれは楽しくて、

多分私が最年長だったと思うのですが、

みんな良い人ばかりで楽しくて、

仲良く親切にしてくれて、

とても良い雰囲気のクラスで最高の時間を過ごすことができました。

ALSの事も授業でありました。

思わず涙が出てきましたが、

あの時期はメガネとマスクでごまかせるので、

これ幸いとこっそり思いっきり泣きました。