愛犬を亡くして寂しい毎日を送りながらも、

少しずつ受け入れていった。

もう二度とあんな辛い思いをしたくないと思っていた矢先、、


保護犬カフェにひょっこり行った。

引き取るつもりなんてなかった。と思う。

カフェでお茶してご飯代の足しにしてもらいたいのと、

わんこと触れ合いたかった。だけだった。、

ある日、前に飼ってた愛犬と同じミニチュアダックス、そしてマルチーズと出会い、どちらかを引き取る寸前まで行ったが、

結局は元気なご夫妻に引き取られていった。

その時にわんこはもう飼えないんだなぁと悟った。

夫も大変になってきたし、

金銭面もしんどいので到底無理だなぁと諦めがついた。

でも、夫は違うかった。


「ベッドの上で一緒に寝たいねん」


前の愛犬はベッドに乗せるとすぐにおりたがっていたので、

今度はベッドの上で一緒に寝たいと何度も訴えていた。


娘たちもさすがに今度は反対した。

これからパパも大変になるのに絶対あかん。

あんなに辛かったのに、、

介護と仕事でいっぱいなのにどうするの?と、

チラッと言うだけで怒っていた。


でも私はそうは思わなかった。

夫は、何もかも諦めて我慢しているから、、

耐えている。だからこそ、

その願いをどうしても叶えてあげたかった。


でもやっぱり、いろいろと大変になる中、

諦めるしかなかった。

正直、お金もかかる。

仕事も忙しい、、

そんな余裕は無かった。

そうこうしているうちにわんこの話はしなくなっていた。。