🟢90歳実母

🟢要介護4

🟢認知症末期症状

🟢在宅ひとり介護中



〜現在の介護形態〜

🟠月曜〜土曜

ディサービス半日利用

⚫︎家族送迎

⚫︎帰りは自宅まで送って貰える

⚫︎当日の朝の母次第で利用可否判断可能

🟠日曜

自宅






母、久しぶりのショートステイ!


今後受け入れ可能かを判断していただく為の1泊2日。



2泊3日のショートステイを毎週利用していた頃が夢の様に感じます。



確かに認知症も末期症状の母ではあるけれどまさか受け入れ不可能が自分の身に起きるとは想定外でした。



あれからその時その時の最善は何か?今出来る事は何?考えて考えて何とかかんとかやって来た。



途中色々なハプニングはあったものの。



一昨日は1人の夜を静かに過ごしながら思うのは全て成るべくしてなった出来事。



その出来事をその時どう捉えるかによって介護のストレスの度合いも大きく変わるなーと実感しました。




そして更に思う事は自分の人生を生き抜きたいと強く思う。



両親の介護を通してそれまで考えなかった事考える必要がなかった事と直面する場面が幾度とあった。



3年前他界した父。


介護をして僅か1年後の突然の死だった。



父の人生なので父にしか分からない事ですが頭の良い父も色々な思いはありつつ自分の人生をどんなものにするかは自分で決めて覚悟を持って生き抜いたと思う。



母にも勿論母の人生がある。母の口癖は「我が人生に悔いなし」でした。


どんな気持ちでどんな本音でいつもそう言い続けていたのかは本人にしか分からないけれど、母もまた自分の人生を自分で決めて今日まで来たはず。


母はまさか自分が認知症になるとは思わなかったんじゃないか。



母に色々聞いた事があったけれど母は私の質問にまともに答えてくれた事は一度も無かった。




介護生活になる前、子育ても終わりわたしは自分の仕事に全力投球する日々でした。




母にわたしが電話に出られない時間帯を幾ら説明しても全く気にする事なく毎日毎日わたしの携帯に電話をしてきた。



話す内容は毎日同じ。



不安な気持ちや様々な愚痴をわたしに話してた。



本当に迷惑だった。



自分の家族の事で精一杯だったので自分達のことは自分達でやってよ。



そう内心思いながら話を聞いてた。



時には電話を無視した事もあった。



時には本当に電話に出る事ができず仕事後に気になり掛け直した事は頻繁にあった。



それで電話に出ないと心配になった。


直ぐに駆けつける事が出来る距離では無かったのであれこれ悪い事を考えた事もあった。



そんな繰り返しの毎日だった。



その時私に出来る事を考えた。



仕事がある。

家族もある。



家族に話して定期的に実家に帰る様にした。



次に来る日をカレンダーに書き込みその日を楽しみに待っててね、と言って繋げてた。



実家に来た時は母がやって欲しい事をすべてやってから帰る様にした。



切れた電球を変えたり


破れた障子を張り替えたり


買い物をしたり


おかずを数日分作ってタッパーに入れて冷蔵庫に入れたり


お風呂掃除にトイレ掃除


押入れの整理整頓


衣類の入れ替え


庭の草抜き、、、



もしかしたらあの頃の母は自分が何か変だ。

 


自分がおかしくなってる事に気付いて不安な毎日を送っていたのかも知れない。




その頃から父は殆ど歩けなくなっていた。



母は父のそんな状態を看る様な人ではないから食事もまともに作る事をしていなかった。




作れなくなっていたのかも知れないな。




娘に介護される未来だったとはきっと両親は想定外だったと思う。



母は毎日毎日不安な気持ちを私に電話をして話す事で何とか保っていたのかも知れないな。



私に依存し頼っていたんだろうな。


でも私には家族がある。


迷惑はかけたくない。


でも頼る人が居なくて不安な毎日。


どうして良いか分からない。


ご近所に頼るのは惨めだから言いたく無い。


母はそんな葛藤の毎日だったのかも知れないな。



幾ら両親とは言え人生の大先輩のことを勝手な憶測で決めつける事はとても失礼な事なのは重々承知の上ですが



反面教師の母と極力関わらず直視せずに生きて来た30年以上があり



介護をして行く上で直視しなければ進める事が出来ない事ばかりだった。


知りたくない見たく無い母の現実を見て考えるしかなかった。












今回の施設。

どうやらショートステイは継続出来そうです。


連絡帳を見ると事細かに記入がされていますが、特に大きな問題は起こさなかったみたい。


椅子の上に排尿排便をしてしまった事、施設内の徘徊はあった様ですが比較的穏やかに過ごした様です。


今後もディサービス半日利用と併せて上手くショートステイも利用しながら在宅介護を進めて行けたらと思うょ。


と同時に自分の人生は自分で決める事が出来る自分だけのものだから自分にとって質の良い生き方が出来たらと思います。



物は捉えようで、、、


両親はわたしに現実から逃げず自分の人生自分の思うように生き抜きなさいと本当の意味でそれに気付かせる為にわたしに介護という時間をくれたのか。


そう思えば感謝も自然と湧き出る。


事実は分からないし今となってはどうでも良いやと思える。










 


自分がブレなければいい。


自分にとって都合の良い様に物事を捉えて考えて自分の余生を大切にして行きたいと思うょ。


その為にも母から介護から離れる事が出来るショートステイという時間が必要だなーと思うょ。









明日から又ディサービス半日利用のため毎朝母をディサービスへ送り届ける日が続く。



一先ず今回の利用で受け入れ不可能にならなくて良かった。


行けるところまで行けたらと思うょ。


またぶつかったら又考えればいい😊


介護者は多少の内容の違いはあれど皆やってる。


自分だけが特別な介護をしてるわけじゃ無い。


机上では得られない助けはやっぱり生身の人間が居てこそだと感謝するばかりだょ。