89歳実母

要介護4

認知症末期症状

右足大腿骨骨折で入院中

在宅ひとり介護中





🔴退院予定日を決めました。

12月20日(水)



11月16日(木)に

ディサービスにて転倒。


救急車で運ばれてそのまま入院。


2週間の保存療法が終わる頃、別の病院へ転院。



認知症の症状で、転院先では怒り騒ぎ落ち着かず、食事も取らない状態でしたが


現在は、3食ほぼ完食。


血色もよく


担当看護師曰く、とても良い経過を辿っているとの判断。


また、〇〇医大から回診で来る整形外科の先生からも、退院に向けてのリハビリ継続でOKを頂く。


リハビリと言っても


意思疎通不可能な母なので、

ベットから車椅子に移乗。


病院のフロアーにて、車椅子に少しでも長く座って居られる様に体力を付けていく位しか出来ない。



理学療養士のリハビリ担当が2度母のリハビリに臨んで下さったけれど、認知症のため、意思疎通が全く出来ずリハビリが行えなかったょ。


その代わり


担当看護師たちが、リハビリ内容とやり方等を引き受け


退院まで寝たきりで過ごす事なく対応して頂いてる。












退院後は、入院前と生活が変わる。


車椅子生活になるので、様々な準備を整えて行こうと思うょ。


また、


ディサービス、ショートステイ利用の再開に向けて


今の母に相応しい環境も見直し決めていく。


私の仕事も継続したいので、

働く曜日や勤務時間変更も必要になるだろうから、職場には極力ご迷惑がかからないよう、早めの連絡を入れて行こう。









様々な場面を想定してるょ。



実際に生活をしてみないと、気付けない事はもちろん有るよね。

 

母が安全に過ごせる様に努力はしたい。



もう直ぐ90歳を迎える母。


出来る範囲の最善は尽くしたい。


自分自身を守りながら。







他の看護師などにどんな話をしているのかは分からないけれど


私は他人じゃないから、母の認知症の症状の支離滅裂な話の中から


ハッ!とさせられる事を言う時があるんだよね。


孫達の名前を急に言ったり。


わたしの名前を言ったり。


今日は私の顔をじーっと眺めながら


好きな様に生きなさい


そう言ったり。


私の手を探し


私が母の手を握ろうとすると


両手でわたしの手を包み込む様にずっと握ったり。



母の頭の中、心の中は分からないけど


ありがとねー

ありがとねー


と言いながら両手を合わせたり。







反面教師にしていた母だから


価値観が合わない母から


とにかく離れたくて


早い内から母から離れて生きて来たのに


結局、最後の最後


母の側に居るのはわたし。


母とは


切り離せない縁があるのかも知れないな、と思ったり。








今年も


いい一年だったと言える締めくくりにしたいよな。


いい一年の始まりだ!と新しい年を迎えたいよな。












母にこんな事されたの初めてだょ。

多分、生まれて初めて。


面会から帰る時は、独り言が始まり、母にしか見えない誰かと話してた。


母に大切に思ってもらえてるんだ、と思えた瞬間が


わたしの人生の中に


たった一つ出来た事はとても嬉しいょ。


介護をしなければ味わえなかったな。


ありがとね、お母さん。