認知症って昔より研究が進んで、施設ではいろんな対応がされているが、


一般的には、あまり知られていない事が多い。今後、身内が認知症になった時に


どのように対応したらいいのか?予め知って対策を考えておく事もいいのかもしれない。


 


「認知症の家族を看る時の注意」


認知症の家族を家で看るときに注意する事は、傍での介助をする事で


介助者が精神的による疲労が多く、うつになってしまう事がある。


そういった中でレスパイトケアと言って、訪問介護や施設を使って


家族を一時的に預けて介助者がリフレッシュする時間を設ける方法がある。


趣味や自分の好きな事、買い物を行う事でリフレッシュすると言う事である。


 


「認知症の種類」


認知症と聞くとアルツハイマー?って思うかもしれないが、認知症の種類は


沢山あり、アルツハイマー型認知症は認知症の種類の中の1つである。


 


認知症の種類は、沢山あるがその中で発症率が多い三大認知症と言われている


認知症がある。


 


1、アルツハイマー型認知症


2、血管性認知症


3、レビー小体型認知症


 


認知症は種類により症状出方や飲む薬、対応が違ってくる。


 


認知症の家族を看ていて良く介助者が困惑する事。


 


1、体験や経験の記憶がなくなるため、何度も同じ事を聞く


2、場所がわからない。


 住んでいる場所が自分の家だと認識できず、どこかへ帰ろうとする。


 「どこに帰るの??」


3、人がわからない。


 常に一緒にいた妻と言う認識がなくなり、お手伝いさん?と聞く


 娘、息子が兄弟なのか?と聞く。


 


4、精神てき不安定になる


 いきなりわけもなく怒り出したりする。


 


5、昼夜逆転になりやすい。


 時間的感覚がなくなると、平気で夜中の2時、3時に寝ている家族を


 起こし一緒に活動しようとする。


 


6、錯覚


 亡くなっているはずの身内がさっきまで近くにいたと錯覚して、


 探しに行こうとする。


 


7、幻視


 小さな子供が、家に5人いた。


 「どこに?超能力?幽霊が見えるの?」と一緒にいる人は思ってしまうほどである。


 


 


少子高齢化が進み、さらに各家族が多い。子供が結婚して別居。


夫又は妻が介護をするとなるとお互い、80才又は90才の時である。


お互い老人が老人を看るという状況(老々介護)で体力的、精神的にもかなりきつい。


そういった中で、地域や家族全体で介護について考える機会が多くなると


良いかもしれない。