【40代の4割が介護経験者へ。子育て世代が親の介護に突入している現実】 | 大分市 訪問介護 ヘルパーステーション「介護のみかた」ブログ

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『あ~いい人生だった』この一言を願い、
介護に関わる人達の「味方」となり、
介護を知らない人達に介護の「見方」を伝えていきたい・・・。
そんな想いを綴った大分・訪問介護 ヘルパーステーション「介護のみかた」ブログです。

おはようございます。

ヘルパーステーション介護のみかたですクローバー

 

毎月1回、管理者の秦が

介護支援コンサルタントとして、メール配信を行っています。

 

これを読んでくれている方から、

ありがたいことに、

もっと多くの方に伝えた方がいいですよと

アドバイスを頂きました。

 

よって、

その内容をこれからは、

ブログでもお伝えしようと思います。

 

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先日、高校時代の同窓会がありました。

 

同級生との会話は

昔にタイムスリップしたような

気持ちになれるので楽しいですね。

そこでの会話の内容は、
高校時代の想い出から始まり仕事の話、
子育ての話、お金の話
そして時間が経ってくると親の話になってきました。

 

数年前までは、親の話をすることなどなかったのに

40代の半ばになると、話す内容も変化してきています。


同級生は、

私が介護の仕事をしているのを知っているので
様々な質問や相談を受けました。

その中で感じたことがあります。

それは、親の近くに住んでいる同級生と

 

親元を離れて県外のに住んでいる同級生

 

悩みが違うということです。

それに加えて、
親元を離れて県外で暮らしている人の方が
これから先の不安が大きいということがわかりました。

例えば、

親の近くに住んでいる人からの質問は、
「お金がいくらかかるのか」
「どんな施設がいいのか」
「どんな状態になったら介護を受ければいいのか」
などが多く、

親元を離れて暮らしている人は
「月に何回くらい家に帰ればいいのか」
「すぐに帰れないから何かあった時は誰に頼めばいいのか」
「自分が仕事を辞めて親を見る必要はあるのか」などでした。

 さて、この両者の質問を比べてみたときに
大きな違いがあることに気付きましたか。

親の近くに住んでいる人は、
「親」の事に対しての質問が多く

親元を離れている人は

「自分」はどうすればいいのか

という質問が多いということ、

すなわち、
「親」の視点からの質問なのか
「自分」の視点からの質問なのか

 

という点で大きな違いに分かれたということです。

住んでいる場所で、
こんなにも質問が違ってくるのです。

ちなみに、みなさんは、どちらですか?

では、両者の質問に対し私がお伝えしたことは、

 

親の近くに住んでいる同級生には

聴きたいことがあれば、私に電話して!と伝えました。

 

難しいのは、親元を離れて住んでいる人です。

 

親の近くに住んでいないので

何かがあった時に自分たちが

どのような関りができるのか

誰に何を頼んだらいいのか?

 

このような自分たちが出来ないことをどうしたらいいのか?

それは、

もちろんその方の環境によって違うのですが

おススメは2つあります。

ひとつは、
・毎日、何らかの連絡をとること!です
例えば電話や、メール、LINEなどもですが他にも、
現在は便利な世の中なので

ガスを付けたらメール配信があったり

ポットを使ったらメール配信されたり色々と連絡を取る方法はあります。

もうひとつは、
・近所の方と連携をとることです。(親戚、自治会、民生委員など)
例えば近所の方に自分の連絡先を教える実家に帰った時に挨拶に行くなど、
近所の方とコミュニケーションを取っておくことも大切です。

親の介護は、いつ始まるのかわかりません。

 

また、40代の4割が介護の

経験があるといわれるこの時代に、

 

親の将来、自分たちの将来のことを

しっかり考え、準備することが本当に大切です。

介護支援コンサルタント秦邦仁

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以上がメール配信の内容です。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます。