在宅介護が始まった当初は、毎日が試行錯誤の連続でした![]()
義父は認知症、問題のひとつが「パジャマ問題」です![]()
お風呂上がりにはパジャマを着せる・・・
これはごく自然な流れですよね。
当たり前のことだから、最初は何の疑問もなく、そうしていました。
義父も特に嫌がる様子はなく、すんなり着てくれます。
ところが、少し目を離した隙に、いつの間にか普段着に着替えているのです![]()
最初はたまたまだと思いました。
でも、それが1日、2日と続き、気づけば1ヶ月近く同じことの繰り返し![]()
「どうして…?」と戸惑いながらも、介護の大変さに加えて、
この“謎の行動”に少しずつ心が疲れていきました。
認知症の介護は、本当に予測がつきません![]()
![]()
ひとつひとつの行動に理由があるのか、
それともないのかすら分からず、振り回される日々です。
そんな中、ふとある考えが浮かびました。
「パジャマが嫌なら、最初から服を着せればいいんじゃない?」
逆の発想でした。
もしパジャマが嫌で着替えているなら、
服を着せたら今度はパジャマに着替えるかもしれない
・・・半分実験のような気持ちでした![]()
そして、実際にやってみた結果はというと…。
服を着せたら、そのまま着替えなかったのです![]()
![]()
あっけないほどシンプルな答えでした。
どうやら義父は「パジャマが嫌だった」だけだったようです![]()
以前はパジャマを着ていたし、
夏にはシャツとステテコで寝ていました。
でも、認知症前の義父ではない。
今の義父にとっては「パジャマは違う」のでしょう。
長年一緒に過ごしてきた家族(主人や義姉、義弟)でも分からなかった習性を、
同居して介護をする中で、たまたま私が見つけることになりました![]()
小さな発見ですが、正直「やった!」と思いました![]()
今では、お風呂上がりは無理にパジャマを着せることはせず、
そのまま服を着てもらっています。
ショートステイでも同じです。
それで義父の機嫌が良く、穏やかに過ごせるなら、それが一番![]()
介護は「こうあるべき」にこだわるほど苦しくなります![]()
少し視点を変えるだけで、お互いに楽になれることもあるのだと実感しています![]()