無謀な夢で進化する | 介護コンサル 船井総研 管野のブログ「モチベーション最強理論」

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船井総合研究所の介護業界専門、シニア経営コンサルタント、管野好孝(かんのよしたか)が
◆介護事業経営者向け、または業界のリーダー職向けに
◆業界の成功事例、時流、ノウハウの提供を行っていきます。
事例やノウハウを吸収したい方にオススメ!
※更新は不定期

こんにちは!船井総合研究所の介護サービスコンサルティングチーム、管野です。

私は仕事がら、色々な介護施設を回っています。

先日は非常に大きい200名定員のデイサービスにお邪魔して来ました。

もう、この規模だと、体育館です、はっきりいって。

また、利用者の管理方法も普通じゃムリなので管理方法も特殊。

送迎も30台スケールでやっているものだから、送迎ルートの組み方も普通のやり方では不可能ですね。


こういった、常識はずれのことに挑戦すると、「これまでのやり方」が通用しなくなります。

そうなって初めて、改善・進化しなれければ運用できない・・・という状況になっていきます。

その中で、今まであたり前だったやり方を変え、より効率的な動きができたり、生まれたりします。


今回みた中でいうと「記録のとり方」なんかが上げられます。

毎日、150人以上の食事、リハビリ、入浴の記録をとるのは至難・・・

人的ミスもでるでしょう・・・

という問題を解決するため、バーコード記録システム(?)を導入しました。

利用者の氏名をバーコードで読み、入浴のバーコードを読む。

これで、その利用者の入浴が記録されます。

このシステムの導入の結果、3人がかり丸一日かかっていた作業が、一人ですむように改善されました。


こんな事例のように、これまでのやり方が通用しないものへの挑戦!というのは「企業・人の進化」という意味で非常に効果がありますね。


という事で今日、少し考えていただきたいのが、次元の違うレベルに挑戦する!ということです。

巨大な施設をつくるのは投資もかかるので難しいですが、皆さんの身近に違う挑戦を見つけることは可能なはずです。


例えば・・・

介護度がどんどん回復していく施設!

あるいは、高齢者が運営側の半分業務を担う施設!

運営側が高齢者だけの施設!

家族も毎日利用してしまうデイサービス!

介護保険を活用しないで収益を出せるモデル!
(個人的にコレは介護業界の最高のモデルと考えています)

など。


常識はずれな挑戦でよいので、アイデアはでるはずです。

そのアイデアをどう実現させていくか?と考えることから新しいモデルが生まれます。

先にあげたデイサービスも、はじめは200名定員なんて成立しないと思っていたはずです。

200名定員を実現させる・・・という中から、効率が、運用方法が段階的に生まれていきました。


そして、挑戦を持ちながら働くことはやはりモチベーションにもなります。

できれば、経営者と現場の職員が共通して持てる「無謀な夢」を共有していきたいですね。

それでは、本日はここまで('-^*)/



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