○○じゃないから、突然来た見学者に右往左往してしまう | 介護コンサル 船井総研 管野のブログ「モチベーション最強理論」

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船井総合研究所の介護業界専門、シニア経営コンサルタント、管野好孝(かんのよしたか)が
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※更新は不定期

こんにちは!船井総合研究所の介護サービスコンサルティングチーム、かんのです。

突然ですが、皆さんには愛する人はいますか?

なんだか照れくさい始まり方ですが(笑)、今日は「好き」について書きたいと思います。


人は、「好き」の衝動に駆られて、行動を起こします。

「好き」だから、でかける、食べる、実行するんです。

買い物などは典型的な実例で、「好きな洋服」しか、基本的には購入しないですよね。

度合いはさておき、少なくとも 「少しは好き」 じゃないと絶対に購入しないはずです。

服だけではなく、靴もバッグも財布もそうです。

ですから、小売業の鉄則はお客様に 「好き」 を気づかせてあげることだとも言われています。


さてさて、この話を介護業界に置き換えたとき、職員はまず、利用者様を「好き」なのかどうなのか?

さらに言うと、利用者を増やしたいなら、「見学者」や「お問い合わせの方」が好きなのかどうなのか?が問われます。

急に来た見学者に右往左往したり、案内を面倒くさがったり・・・していませんか?

それではNGです。


ところが、それが実行できていない施設がほとんどです。

見学者は利用者の予備軍です。

利用者を増やしたいなら、歓迎しましょう!


ただし、「見学者を好き」になっていないと、とっさにそんな形で歓迎はできません。

ということで、経営者、または施設長は職員に対して、「見学者歓迎」の社風を作る必要があるわけです。

では、どうやってそんな社風を作るか?

それは、常々、職員に「方針」を語っていくしか方法はありません。


毎日の朝礼や、月次のミーティング、そして個別面談が大切な理由はここにあります。

会社の方針、理念を浸透させるために、何度も何度も職員に語っていきましょう。



ところで、「好き」の反対の言葉について、マザーテレサはこう言いました。

「好きの反対は無関心です」

この言葉の意味、なんとなくわかりますよね。

もちろん言葉上の反対語は「嫌い」ですが。

現場の方が、利用者に無関心・・・こうなってしまうと、非常に悲しい介護施設になってしまいますので、そうならぬよう、やっぱりモチベーションが大切だ!と感じるこの頃です。


それでは、本日はここまで。('-^*)/

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