良い人財を採用する面接手法 | 介護コンサル 船井総研 管野のブログ「モチベーション最強理論」

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こんにちは!船井総合研究所の介護サービスコンサルティングチーム、管野です。

昨日の記事に引き続き、今日は
「コミュニケーション能力が高いスタッフの集め方」
に引き続き、今日も採用に関する内容です。

昨日は、「求人募集広告の作り方」に関して触れました。

本日は、その採用方法に関してです。


まず、普通の面接では下記のことを中心に聞きますね。

・応募動機
・長所、得意なこと
・資格やこれまでの社歴

しかし、こういう内容の質問でコミュニケーションスキルが測れるか?
を考えた場合、ちょっと正解とはいえない質問だと思います。


コミュニケーション力の高い人を採用するためには、まず大前提として面接のポイントをしっかり抑えていることが大切です。


面接で一番大切なのは、 「その人、本来の人柄」 を掌握することです。

入社して、数ヶ月もたつと、面接で着飾っていた本人はいなくなってしまいます。

大体の場合、面接時のその人のそのキャラクターは、本人ではないのです。

あなたがどこかの面接に行っても、そうなっているはずです。(笑)


例えば、極端な話、敬語なんて使わなくても良いのです。

一般常識的な範囲の言葉遣いでかまわないのです。

そもそも今、一緒に働いているメンバーは、そんなにすごい言葉遣い、してますか?

むしろ、利用者との対話は、敬語を使っていない人の方が上手じゃありませんかね?


化けの皮をはがす!

言い方がは悪いですが、それが面接の最大の目的です。


では、化けの皮をはがし(笑)、本来の人間性を見るためにはどうすればよいか?

それは、精一杯リラックスさせるということです。


リラックスさせるために、とにかく対話をして下さい。

対話の内容は「応募動機」とかじゃなくて、世間話です。

応募動機なんか聞いちゃいけません。

そんなものは、応募者が準備した着飾った答えでしかないのです。

それより人間性を見るために対話をするんです。


例えば「趣味」の話はオススメです。

なぜ、その趣味をやっていたのか?

その趣味はなぜ、続いていたのか?

その趣味を通して、何を学んだことは何か?

どうして、そう感じたのか?

・・・

なぜ、なぜ、なぜ・・・と、ひとつの話題を掘り下げることで、人間性が出てきます。

何に、どう感じるか?これが人間性です。


趣味以外の質問項目もどんどんしましょう。

質問項目のポイントは、相手が話しやすい話題であること。

志望動機みたいなむずかしい話ではなくて、相手が話しやすい話題に触れることの方が相手がたくさん話しをしてくれます。

何に、どう感じるのか?これを探って人間性を確認。


そうすることで、コミュニケーションを大切にしている人か、どうか?はわかるはずです。

以上のポイントを踏まえ、人間性を出させる面接をおこなって、良い人財の確保をしていきましょう。

それと最後に・・・

採用は、恋愛と一緒です。

企業と本人が、相思相愛になることが大切です。

そうなるために、こちらもリラックスして、本来の姿で面接をおこないましょう。

「格好つけた面接官」も、あなたの本来の姿ではないはずです。


それではまた('-^*)/


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