今日は事例のご紹介!
「接客コンテスト」をご紹介します。
まぁ、タイトルそのまんまなのですが、事務所内の職員全員で接客について競い合う、コンテストです。
いつも言いますが、全員参加できるというのが条件です。
誰でも参加できるというものでないと、当該者意識は生まれません。
それに、「なんか、あっちでやってるよ・・・」と傍観者を育てることになります。
さてさて、具体的な方法ですが、小売業であれば、ひとりあたりの接客販売額を競い合うのがわかりやすいです。
しかし、介護事業の場合そうも行かないですね。
でも、やりようはあります。
今回は3種類だけご紹介しますね。
1.「ありがとう」を何回、利用者に言われたのか?
2.笑顔の写真を施設内に張り出して、利用者に投票してもらう。
3.「うれしかったエピソード」を書いてもらって集計する
簡単なものでもこれくらいあがりますね。
1は、簡単!
毎日、自分で数えて、自分で集計します。
「●日~●日」という形で期間を設けることで、惰性になってしまうことを防ぎましょう。
そして、自己申告で集計していく。
期間中、一番ありがとうを言われた人が優勝です。
2は、張り出し場所と、投票用紙が必要です。
たとえると選挙活動のような。
張り出し場所、投票場所を作って実施するのが良いでしょう。
これを実施する場合、新規で写真を撮影することをオススメします。
写真撮影自体が、参加者意識を高めます。
もちろん、一番票を獲得した人が優勝です。
3は、アンケート回収方式。
「感謝を伝えたい職員」という題目の用紙を配布して、うれしかったエピソードを記入していただく。
この企画を通して、思ってもいなかった感動エピソードを収集することができます。
また、得られたエピソードは、会社案内やニュースレターで公開するのも大変効果的です。
エピソードを書かれた本人は、間違いなくモチベーションがあがります。
一応、表彰するまでが大切ですので、一番票を獲得した人を表彰します。
毎日、いろいろな仕事があるので、これを毎日ずーーーっとやるのはなかなかシンドイです。
毎日続けるなら、それなりのルール化も必要になってきます。
イベント的な形で、3ヶ月に一度程度実施するのが一番効率的だと思います。
第一回接客コンテストグランプリ、第二回・・・、第三回・・・と続いていくことで、コンテスト自体のブランディングも可能です。
今日紹介したものは、施設内で決裁権がある方ならすぐに始められると思いますので、ぜひ実施してみてください。
それでは本日はここまで('-^*)/
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