【事例】 前回の続き 『いちいち名前を使う方法』 実例 | 介護コンサル 船井総研 管野のブログ「モチベーション最強理論」

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※更新は不定期

こんにちは!

船井総合研究所、介護サービスコンサルタントチームの管野です。

一日飛んでしまいましたが・・・

前回の話の続きです。

「人の名前をいちいち使う」

というモチベーションアップ方法についてご紹介致します。


では、私が朝礼を実施している司会者という事で、事例を紹介して行きますね。


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私:おはようございます!

皆:おはようございます!

私:山田さん、機嫌はどうですか?

山田さん:あっ、いいです(笑)

私:ありがとうございます。 
  佐藤さんは、見るからに機嫌がよさそうですね(笑)
  さて、連絡事項・申し送りの前に、1つ昨日の話しをしたいと思います。

  実は昨日のお昼に、そばにある伊藤さんの行き着けのラーメン屋に、鈴木さんと行きました。
  私は醤油派なので、醤油ラーメンを。
  鈴木さんは味噌ラーメン派らしく、味噌ラーメンを頼みました。

  すると、出てきたラーメンが塩ラーメンと、味噌ラーメン。
  私は醤油ラーメンが食べたかったのに!
  と思ったわけです。

  ですが、村上さんみたくはっきりものが言えない私は(笑)、仕方なく・・・
  文句を言わずに塩ラーメンを食べたわけです。

  伊藤さんの大好きなこのラーメン屋なので、悪口を言うつもりはないのですが、こと、ラーメンの場合は、何味が好きなのか、はっきりと好みが分かれるわけです。
 
  武田さんはタンタン麺が好きらしいですが、私は醤油なんです。
  山口さんも醤油好きだったはずなんで、私の気持ち、わかってくれると思いますが、塩もまずくはなかったですが、私は醤油が食べたかった。
  この残念な気持ちをじつは今朝まで引きずっていたので、この話をしたわけです。

  単なる確認ミスで、顧客満足は大きく下がってしまいます。
  間違いは誰にでもあると思いますが、確認はしっかりしないといけないですね。

  それに、オーダーが違ったことに対して、はっきりと「違う」と伝えられる方は、きわめて少ないです。
  そんな村上さんみたいなお客様は、そうそういないはずです。(笑)
  統計上クレームというのは、8割は何も伝えずに、黙ったままそのお店を去るといいます。
 
  小川さん、そんな体験、ないですか?
  ということで、あいまいに思ったことは、しっかり確認をしていきましょう!

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と、こんな感じです。

ラーメン屋での話しのくだりですが、この会話の中だけで9人出ています。

出てくる9人の当事者たちは、「自分の話しだ!」と意識するから、当然しっかり集中して話しを聞きます。
 
自分の話をされている時に、集中しない人はいません。


非常に簡単に出来、たったこれだけのことで話手に好感を持ちます。
そして、一体感が生まれ、モチベーションの源泉になります。

あの人は、いつも誰かの話をする・・・と、いつの間にかインプットされるようになれば、絶対にモチベーションがあがりやすいチームが出来上がります。

簡単なので、ぜひ実践して見てください。

それでは!('-^*)/