四十の大台 | Jさんブログ

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ケアマネジャー受験対策講師育成ブログ (さくら福祉カレッジ )

きょうは合宿をしているよ。

受験対策合宿。

一泊二日の詰め込み勉強。

いいね。

みんな、必死。

(笑)

きのうは誕生日でね。

大台に乗ったよ。

しじゅうの大台に。

(笑)

夜は家族と祝ったんだけど。

昼は大阪で講座をやってた
んだ。

受験対策講座。

四十代はじまりの日に講座を
やるというのも、意味がある
ものなのかな、って。

なんとなく、そんな気がした。

はじまりに終わりあり。

父親ってさ。

はじめから父親なんだ。

生まれたときに、父親として
出会う。

友達ではないし。

ビジネスパートナーでもない。

父と子は、最初から最後まで
父と子であれば、その関係は
うまくいく。

はじめのその瞬間に、本当は
答えがあったんだよ。

もちろん、母親も然り。

親子が社長と社員になったり
すると、うまくいかない。

友達のようになったりすると
うまくいかない。

そういうことが多い気がする。

友達もそう。

友達は友達。

いっしょにビジネスをはじめ
たりすると、その友人関係は
壊れることも多い。

四十代初日が講師だった。

末日も講師かもしれない。

伝えるべきことがある。

伝えたいことがある。

それは、受験対策だけでない
けれど。

全身全霊で、わたしに伝えら
れることを伝えていきたいと
おもう。

さておき。

きのうの講座で気づいたこと。

二つあった。

一つはシンプル。

講座は楽しい。

(笑)

もう一つ。

それはわたしにとっての講座
の意味。

セミナーや講座。

あなたはどんなイメージを
持つだろう。

何かの情報や知識があり。

技術があり。

それを学ぶところ。

そんな感じかな。

専門的なものを学ぶ。

専門家が教えてくれる。

説明してくれる。

解説してくれる。

そういうイメージかな。

たしかにそれもあると思う。

ただ、わたしという人間に
とっての講座は、それとは
違うということに気づいた。

きのうもね。

わたしは、すごい量を板書
したの。

たいてい、そう。

板書の量がすごい。

ぜんぶ、手書き。

人によってはパワポをつか
えばいいのに、って。

そう思う人もいるかもしれ
ない。

だけど、わたしは十年以上、
一度もそうした講座をした
ことがない。

一貫して、手書きでやって
きた。

余談だけど、手帳もそう。

手帳のカレンダー部分。

ふつう、印刷されたものを
つかうよね。

そこに予定を書き込んでく。

わたしの場合、ちがうの。

枠線も手書き。

月火水木金土日も手書き。

1日、2日、31日も手書き。

予定も手書き。

手書き、手書き、手書き。

これは純度なの。

ゼロから自分で作っていく。

こだわりではない。

純度を高めたいだけ。

なぜか思い入れが強くなる。

板書も同じ。

手書き。

不思議だけどさ。

字が小さくても。

字が汚くても。

文句が出ることはない。

だけど、パワポでやるとさ。

小さくて見えないとか。

そこ、字間違ってるとか。

こういう声も出るってこと
を別の講師が教えてくれた。

わたしは言われたことない。

もし見えなくても休み時間、
前に来て写していく。

何が違うのか。

わたしはよく分かる。

よく感じる。

手書きの講座。

手作りの講座。

これって、料理なんだ。

手料理。

手料理を出されて文句を
言うひとはいない。

仮に味がいまいちでも。

つくってくれたその手間。

その気持ち。

その創作。

これを受け止めるから。

そこに感謝するから。

よほどでないと、文句は
言わない。

そう。

講座は説明ではない。

解説ではない。

手料理。

これがわたしにとっての
講座の意味。

手料理を出す。

だから、機器は使わない。

借り物はつかわない。

自分のペンで。

自分の字で。

自分の構成で。

自分の言葉で提供する。

これまでも、なんとなく
その感じはあったけど。

表現できなかった。

だけど、昨日、わかった。

手料理なんだ、って。

一緒に味わうんだ、って。

だから、楽しいんだ。

自分自身。

そして、好きなんだ。

またやりたいと思うし。

もっと美味しいものをつ
くりたいと思う。

うん。

わたしは信仰者。

このあいだ、ある人から
わたしと話していると仏
壇の前にいるようだって。

そう言われた。

涙が出てくると言われた。

わたしにとっての信仰は
知識ではない。

道徳でもない。

実際なんだ。

毎日なんだ。

愛なんだ。

勉強ではない。

心が温かくなる。

涙が出てくる。

優しくなる。

そういう本物の実感なんだ。

手につかめる実感なんだ。

だから、伝えていく。

出していく。

借りものでない思いを。

知識でないものを。

手料理のように。

自分も食べて相手も食べる。

一緒に楽しみ、一緒に喜ぶ。

そうしていきたいとおもう。

きのうの講座、良かった。

やって良かった。

またやっていくよ。

あなたは四十?

五十?

三十?

六十?

いい年をとっていこう。

わたしも、いい十年、いい
四十代にしていくよ。

おたがい、がんばろう。

J