メッセージスタイル | Jさんブログ

Jさんブログ

ケアマネジャー受験対策講師育成ブログ (さくら福祉カレッジ )

好きなひとがいるとしてさ。

自分の気持ちを相手に伝えたいとき。

その伝えかたって大切だよね。

どのようにして伝えるのか。

ちゃんと真っすぐに伝えたいんだけど、
曲がって伝わってしまわないかなとか。

真剣に受け止めてほしいんだけど、
適当に受けとられないかな、とか。

いろいろ考えるとおもうんだよね。

これは異性に対してもそうだしさ。

親子関係なんかでもそうで。

親は子供のこと、真剣に考えるんだけど、
まともに言っても伝わらないこともあって。

さあ、どうしようかな、と。

どうやって伝えようかな、って。

そう考えることもあると思うんだよね。

で、これってね。

同じメッセージでも伝えかたによって
確かに差があるんだよね。

価値の伝わり方に。

ある伝え方をすれば価値高く伝わるんだけど、
別の伝え方をすれば価値低く伝わる。

そういうことが実際、あるんだよね。

だから、伝え方をいくつか意識して
コントロールできるようになるといいね。

こういうときはこれだな、って。

区別を付けておく。

基本的には一番価値高く伝わるのは一対一だね。

対面で話す。

大勢ではなくて、2人ね。

2人のときに話す。

両親2人と子供1人とかじゃなくさ。

母と子の2人とか。

父と子の2人とか。

上司と部下の2人とかね。

こういうときに話す。

これが一番、伝わるね。

恋愛の告白なんかでも、大勢の前で
やったりするとさ。

場合によっては、ドッキリか、みたいに
思われたりもして。

それで猜疑心が芽生えちゃってさ。

その後、あんまりいい感じにならない、
なんてことはあり得るよね。

学校の授業も同じでさ。

あれも1対多だよね。

先生1人対生徒大勢という構図はさ。

あんまり伝わりづらいんだよね。

価値が。

大勢が聞いている内容というものには
あまり価値を感じないところがあって。

実際、寝てる生徒とかいるよね。

わたしは学生時代、マンツーで家庭教師を
やってたことがあるけど、寝ることなんか
ないからね。

生徒も当事者意識が芽生えるから。

どんなにむずかしい内容でも寝るってことは
ないんだよね。

だから、基本的には1対1が一番、価値高く
相手に伝わる。

まったく同じメッセージでも。

それから他の伝え方としては、ひとづてに、
っていう伝え方があるね。

誰それさんが言ってましたよ、って。

人を媒介にして相手の耳に入れる。

これも効果的な場面はあるね。

ただ威力としては相当、弱いね。

1対1に比べれば。

ただ、微力はある。

1対1で伝えた内容を下から補完するくらいの
影響力だね。

間違って伝わるっていう可能性もあるし、
最初に人づてに伝わるとその程度の情報かと
価値を低く見積もられるところがあって。

あまり積極的に意図して使うことはないね。

本気の場面ではなかなか使えない。

だけど、伝え方としてはそういう方法もある。

で、対面ほどの威力は無いかもしれないけど、
スゴく効果的な方法というのが1つあって。

これを使えるといいな、っていうのがあって。

これは、けっこう盲点だとおもうんだよね。

おそらく、これを意識して使いこなしてるひとは
世の中にそうそういない。

で、その方法は何か?っていうとさ。

盗み聞きなんだよね。

盗み聞き。

伝えたい相手に盗み聞きをさせると、その
メッセージって、かなり伝わるんだよね。

相手に。

価値高いものとして。

たとえば、あなたも経験あるんじゃないかな?

カフェとか喫茶店なんかに行ったりすると、
隣の会話が耳に入ってきたりするよね。

で、なぜか分かんないけどさ。

気になるよね。

(笑)

先生が大勢の生徒に向かって話している
学校の授業は気にならないのにさ。

なぜか誰かが誰かに1対1で話していることって
気になるところがあって。

そこに真実がある、って感じるんだよね。

だから、聞き耳立てたりする。

ゴシップに近いものがあるね。

雑誌のスクープなんかと同じで、秘匿性の
高いものに価値を感じるところがある。

これをさ。

うまく使うんだよね。

子供に対して1対1がむずかしいようだったら
両親で会話しているところを聞かすとかね。

仕掛けを作って。

寝ているように見えて起きてることもあるから
そういうときを狙って本音を話すとかね。

あえて盗み聞きされるように仕掛けを作る。

結婚してる場合は、相手の親との会話なんかは
相当、強力なものになるね。

たとえば、あなたがお嫁さんだとしたらさ。

旦那さんの親との会話で、旦那を褒めちぎればさ。

それを旦那が盗み聞きで聞いたとしたら、完全に
イチコロだね。

(笑)

普段、いくら暴言を吐いていたとしても、なぜか、
そっちの情報を信じるから。

それくらい盗み聞きって威力があって。

また親のほうも、あんたのこと良く言ってたよ、
いい嫁さんじゃないか、大事にしなよ、とかって
あとで言うだろうからさ。

二重の効果を発揮する。

そういうこともあるわけだね。

また、これはプライベートだけじゃなく、しごとでも
使える方法でね。

わたしたちが録っている音声コンテンツにも
盗み聞きスタイルをとっているものがあって。

講師育成プログラムなんかはそうなんだよね。

わたしが顕也先生に話している内容を録音して。

それを公開するというカタチをとったんだよね。

これはある種、盗み聞き心理がはたらいてさ。

実際、収録している時は2人で話しているから
結構、赤裸々な内容になっていたりして。

プライベートなこともガンガン話してるの。

よくよく考えたら多くのひとに伝わるんだけどさ。

録っているときはそういう自覚がないから、
かなり恥ずかしい過去の秘話が流出してたりして。

こういうカタチでの伝え方もあるんだよね。

盗み聞きスタイル。

わたしがマイクに向かって、えー、では、これから
講師とは何たるかを話します、とかって話すよりさ。

臨場感によって興味性が増すところがあって。

コンテンツとしての価値は上がったりするんだよね。

同じメッセージを話すのでもさ。

こうして伝え方によって価値っていうのは
大きく変わってくる。

面白いよね。

一番強力なのは対面スタイル。

1対1でいく。

それが難しければ1対多。

少し威力は落ちるけど、1対多というカタチで
伝えることもできる。

その次がひとづてだね。

ひとの口から伝えてもらう。

これはちょっと弱い。

そして、盲点になりやすいけど効果が高いのが
盗み聞きスタイル。

これは1対多より強いよ。

使いかたによっては。

こういうものをさ。

使い分けていくといいね。

まったく同じ内容を伝えるのでも、
ぜんぜん価値は変わってくるよ。

メッセージスタイル。

意識してみるといいかもしれないね

J