【必読】本当にいい介助技術って何!? | ノリタロウ 介護福祉士ソムリエ

ノリタロウ 介護福祉士ソムリエ

介護福祉士として都内で働いています。日々の色々なことに奮闘しています。何か質問あれば気軽にどうぞ!!

介護業界では様々な施設があります。

その施設は年々と多様化しています。

色々なサービスが誕生して、いい面もあり

悪い面もあります。

 

今回は色々な施設で働いてきて

介助の基本と応用について書いていきます。

 

YouTubeでは様々な介護の動画があり

とても参考になります。

 

良い動画ばかりで参考になりますが、

介助される人は身体が自由で

認知症ではない人です。

 

いわゆる、言われた事を理解できる人です。

そして、麻痺や皮膚が弱い人もいません。

 

実際に介護施設に行くと

特に介護度が重い施設(特養、有料老人ホーム、老健)

に行くと、指示通りに動ける人は少ないです。

 

「立ってください」

という指示も分からない高齢の方もいます。

介護職員の中にはイライラして

大きな声で怒ったように指示する人もいます。

 

僕が6年間、介護に携わってきて介助技術の

基礎〜応用について記述すると

 

基礎・指示が分かる人を介助できる。

中級・麻痺や少しの認知症がある人でも介助ができる。

上級・障碍がある人と自分が心地よく介助できる。

 

という感じになります。

 

ただし、学校で習うのは基礎なのです。

そして、この基礎だけで介護福祉士になる人もいますし

上級の技術を持って介護をしている方もいます。

 

例えば、不穏(機嫌が悪い)な方でお風呂を拒否している方に

どのようにしたら、お風呂に心地よく入れるか。

 

お手洗いの時に、立てる人でこちらが

「立ってください」という指示が通らない時に

どのようにお声かけや工夫があるかです。

 

そのような観点から介助というのは

マスターしたという考えはなく

常に何故?という事を考えて介助しなければいけません。

 

高齢者はどのようにしたら、ご飯を食べるか

食事介助の時に口を開けてくれない方はどうするか?

 

そういった細かい点を見つけていくと

介助というのはとても難しく、奥が深いです。

 

僕自身もまだまだ、中級まで行っていないとおもいます。

介助は作業ではないのです。

僕自身は最初は作業だと思っていました。

とんでもない事でした。

何故を常に考え、両者が心地よい

そういった介助をできる人が真の介護を担う者なのでしょう。

 

介護は奥が深いです。

何故をまるで、学問のように解いていくと

本当に面白いです。