神戸市立小磯記念美術館
『戦後神戸の女性画家二人展 松本奉山・中島節子―日本画・洋画 抽象の試み』(2025年)
六甲アイランドに出かけた目的は、この展覧会
神戸にゆかりのある
2名の画家さんを紹介する内容です。
「女性○○」「女流○○」という呼び方は
好きじゃないですが……
(昔むかし、雑誌への投稿が採用されたとき
職業は「会社員」と書いたのに「OL」と修正して掲載され、モヤっとした経験があります
)
美術館の広報誌によると、
当時の社会常識では
二人とも "女だてら" で、しかも独身。
アーティストとしての生き方を貫くのに
大変なご苦労があったのでは…という推測から
今回あえてこの呼称を使った、とのことです。
(展示総数41点+資料)
まず、日本画家・松本奉山(ほうざん 1925-2010)。
愛媛県今治市生まれ。1938年、神戸市灘区に転居しました。渡米をきっかけとして作風を大きく変化させ、勢いのある独自の水墨画を制作。題材は風景画、植物画、仏画にわたります。
(展覧会のチラシより)
たまたまネットでこちらの作品↓を見て
ぶっ飛びました〜
こういう表現は大好物だぁ〜〜
松本奉山
《ニューヨークの夕暮》
絹本墨画淡彩 1969年 46.6×50
大本山 摩耶山天上寺
「そこ(マスターホテル)からバスでハドソン川沿いに行くわけですよ。そうしましたらね、帰りなどは夕日の中、だから三十分位紫色の夕日の中にいるわけでしょう。そういう環境は今までにありませんでしたね」
(『はばたいた水墨画 : NHKラジオ談話室・全録』)
で、さらにぶっ飛んだのがこちら↓
松本奉山
《エンパイヤステートビルディング》
紙本墨画 1970年代 133.3×32.5
大本山 摩耶山天上寺
「ちょっとこう変わったものを描きたいというのが、若い日からあったんですね」、「ありがたいことにエンパイヤステートビルディングの高いのがあったのは、私の幸せですわね。あれが低ければそんだけの画意は、出てこなかった。画心は」
(『はばたいた水墨画 : NHKラジオ談話室・全録』)
もう日本画だとか何とかなんて関係ない、
素晴らしい現代アートね

以上2点は写真撮影OKです。
そしてもう一名、洋画家・中島節子(1924-1979)。
神戸市に生まれ、小磯良平に師事。1957年に新制作展新作家賞を受賞し、同展を主な作品発表の場としました。人体を大胆に簡略化、誇張して描き、安井賞候補ともなりました。
(展覧会のチラシより)
中島節子
《風のなかの鳥》
キャンバスに油彩 1968年 162×130.5
神戸市立小磯記念美術館
ほかの展示作品は
「ふむふむ…」程度の感想だったんですが、
《風のなかの鳥》は刺さりまくりました
どこが…と言われても「うーん」なのです。
パッと見の印象、でしょうか。
こちらも写真撮影できます。
このかたの作品はほかに
《トリオ》(1956年)、《腰かけ》(1964年)
も撮影可ですよ。
同時開催のコレクション展、
『小磯良平作品選 I』も観賞しました。
展示作品の一部です
小磯良平
《自画像》
キャンバスに油彩 1926年 80.2×52.5
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《ブルターニュ、ソーゾン港》
板に油彩 1928年 37.9×45.7
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《着物の女》
キャンバスに油彩 1936年 90.9×72.7
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《踊り子》
キャンバスに油彩 1940年頃 71.7×40.6
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《二人の少女》
キャンバスに油彩 1946年 79.4×60
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《音楽》
キャンバスに油彩 1954年 116.8×91.2
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《神戸風景》
キャンバスに油彩 1957年 61×73.5
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《リュートのある静物》
キャンバスに油彩 1966年 139.4×130.7
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《室内のバレリーナ》
キャンバスに油彩 1967年 90.7×90.8
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《マヌキャン》
キャンバスに油彩 1972年 100.2×100.4
神戸市立小磯記念美術館
安定の作画ですね
特別展+コレクション展で
入館料200円はうれしいわ〜

美術館の中庭には、建物ごと移築された
小磯良平のアトリエがあります
前回(2024年11月)見落とした
アトリエの外観をしっかり撮りました

『戦後神戸の女性画家二人展 松本奉山・中島節子―日本画・洋画 抽象の試み』
『小磯良平作品選 I』
◆2025年4月11日(金)-6月22日(日)
神戸市立小磯記念美術館
・X →
・Instagram →
・Facebook →
★ 神戸市立小磯記念美術館 →
(神戸市東灘区向洋町中5-7 六甲アイランド公園内)
【戦後神戸の女性画家二人展】
『戦後神戸の女性画家二人展 松本奉山・中島節子―日本画・洋画 抽象の試み』(2025年)
六甲アイランドに出かけた目的は、この展覧会
神戸にゆかりのある
2名の画家さんを紹介する内容です。
「女性○○」「女流○○」という呼び方は
好きじゃないですが……
(昔むかし、雑誌への投稿が採用されたとき
職業は「会社員」と書いたのに「OL」と修正して掲載され、モヤっとした経験があります
美術館の広報誌によると、
当時の社会常識では
二人とも "女だてら" で、しかも独身。
アーティストとしての生き方を貫くのに
大変なご苦労があったのでは…という推測から
今回あえてこの呼称を使った、とのことです。
(展示総数41点+資料)
まず、日本画家・松本奉山(ほうざん 1925-2010)。
愛媛県今治市生まれ。1938年、神戸市灘区に転居しました。渡米をきっかけとして作風を大きく変化させ、勢いのある独自の水墨画を制作。題材は風景画、植物画、仏画にわたります。
(展覧会のチラシより)
たまたまネットでこちらの作品↓を見て
ぶっ飛びました〜
こういう表現は大好物だぁ〜〜
松本奉山
《ニューヨークの夕暮》
絹本墨画淡彩 1969年 46.6×50
大本山 摩耶山天上寺
「そこ(マスターホテル)からバスでハドソン川沿いに行くわけですよ。そうしましたらね、帰りなどは夕日の中、だから三十分位紫色の夕日の中にいるわけでしょう。そういう環境は今までにありませんでしたね」
(『はばたいた水墨画 : NHKラジオ談話室・全録』)
で、さらにぶっ飛んだのがこちら↓
松本奉山
《エンパイヤステートビルディング》
紙本墨画 1970年代 133.3×32.5
大本山 摩耶山天上寺
「ちょっとこう変わったものを描きたいというのが、若い日からあったんですね」、「ありがたいことにエンパイヤステートビルディングの高いのがあったのは、私の幸せですわね。あれが低ければそんだけの画意は、出てこなかった。画心は」
(『はばたいた水墨画 : NHKラジオ談話室・全録』)
もう日本画だとか何とかなんて関係ない、
素晴らしい現代アートね
以上2点は写真撮影OKです。
そしてもう一名、洋画家・中島節子(1924-1979)。
神戸市に生まれ、小磯良平に師事。1957年に新制作展新作家賞を受賞し、同展を主な作品発表の場としました。人体を大胆に簡略化、誇張して描き、安井賞候補ともなりました。
(展覧会のチラシより)
中島節子
《風のなかの鳥》
キャンバスに油彩 1968年 162×130.5
神戸市立小磯記念美術館
ほかの展示作品は
「ふむふむ…」程度の感想だったんですが、
《風のなかの鳥》は刺さりまくりました
どこが…と言われても「うーん」なのです。
パッと見の印象、でしょうか。
こちらも写真撮影できます。
このかたの作品はほかに
《トリオ》(1956年)、《腰かけ》(1964年)
も撮影可ですよ。
同時開催のコレクション展、
『小磯良平作品選 I』も観賞しました。
展示作品の一部です
小磯良平
《自画像》
キャンバスに油彩 1926年 80.2×52.5
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《ブルターニュ、ソーゾン港》
板に油彩 1928年 37.9×45.7
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《着物の女》
キャンバスに油彩 1936年 90.9×72.7
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《踊り子》
キャンバスに油彩 1940年頃 71.7×40.6
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《二人の少女》
キャンバスに油彩 1946年 79.4×60
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《音楽》
キャンバスに油彩 1954年 116.8×91.2
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《神戸風景》
キャンバスに油彩 1957年 61×73.5
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《リュートのある静物》
キャンバスに油彩 1966年 139.4×130.7
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《室内のバレリーナ》
キャンバスに油彩 1967年 90.7×90.8
神戸市立小磯記念美術館
小磯良平
《マヌキャン》
キャンバスに油彩 1972年 100.2×100.4
神戸市立小磯記念美術館
安定の作画ですね
特別展+コレクション展で
入館料200円はうれしいわ〜
美術館の中庭には、建物ごと移築された
小磯良平のアトリエがあります
前回(2024年11月)見落とした
アトリエの外観をしっかり撮りました
『戦後神戸の女性画家二人展 松本奉山・中島節子―日本画・洋画 抽象の試み』
『小磯良平作品選 I』
◆2025年4月11日(金)-6月22日(日)
神戸市立小磯記念美術館
・X →
・Instagram →
・Facebook →
★ 神戸市立小磯記念美術館 →
(神戸市東灘区向洋町中5-7 六甲アイランド公園内)
【戦後神戸の女性画家二人展】
【本日のカード】
【ターコイズ】
物語を語る・考え方を変える・異なる観点




















