愛知県美術館
『20世紀美術の森』(2007年)

風景写真


愛知、岐阜、三重の3つの県立美術館による協同企画・その3キラキラ
2004年に三重県立美術館で開かれた
『20世紀美術にみる人間展』、
2006年に岐阜県美術館で開かれた
『ルドンとその時代』(どちらも全然知らんかった…)に続き、
2007年は愛知県美術館が会場となります。


展示作品は、それぞれの美術館のコレクションですよ。
セクション分けはあってないようなもの。
『20世紀美術の森』というタイトルの通り、
さまざまな木々(作品)が生い茂る森の中を散策するような感じで、自由に見て回る展覧会です。
(全5章、展示総数81点)

それでは、ワタシのお気に入りをご紹介~音符


◆ 第1章 森のイメージ―美術の森へのさそい

ハンス(ジャン)・アルプ
《森》
木に彩色レリーフ
1917年頃 33.3×20.3×8
愛知県美術館
風景写真


川合玉堂
《深林宿雪》
絹本着色 1936年 102×147.5
岐阜県美術館
風景写真


田渕俊夫
《青木ヶ原》
紙本着色 1969年 162×228
愛知県美術館
風景写真


土屋禮一
《道》
紙本着色 1979年 167.5×219
岐阜県美術館
風景写真


◆ 第2章 精神的な世界―心の森

オディロン・ルドン
《眼をとじて》
キャンバスに油彩 1900年頃 65×50
岐阜県美術館
風景写真 レンズ5


グスタフ・クリムト
《人生は戦いなり(黄金の騎士)》
キャンバスに油彩、テンペラ、金箔
1903年 100×100
愛知県美術館
風景写真 レンズ3


◆ 第3章 オールオーヴァー―ながれ、しぶき、ゆらぎ

中西夏之
《紫・むらさき 19》
キャンバスに油彩 1983年 227×181.5
愛知県美術館
風景写真


館 勝生
《gold that has been tasted in the fire》
キャンバスに油彩 1998年 194×162
三重県立美術館
風景写真


◆ 第4章 ノイズ―出会いの木立

サルバドール・ダリ
《パラディオのタリア柱廊》
キャンバスに油彩 1937-38年 116×88.5
三重県立美術館
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諏訪直樹
《PS-8718「八景残照 Ⅱ」》
キャンバスにアクリル 1987年 168×378
三重県立美術館
風景写真


ふじい忠一
《Untitled》
杉 1990年 222×230×74
愛知県美術館
風景写真


◆ 第5章 音―森の音色

舟越 桂
《肩で眠る月》
楠、大理石に彩色 1996年 88.5×37×67
愛知県美術館
風景写真


作品数は81点。
ユニークかつ、わかりやすい内容でしたよグッ
スペース的にも余裕があり、ゆったりと観賞させてもらいました。

ただ、岐阜や三重まで出かける機会はそうそうないし、
もっと多くのコレクションを観たかったなぁ~~ピンクハート


『20世紀美術の森』
◆2007年6月29日(金)-8月26日(日)
 愛知県美術館


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えー、2019年の記事はこれにておしまいです。
来年は多分、不定期での更新になると思いますタラー


風景写真

チャールズ・フランシス・パストリアス4世
(通称チャーリー、1994-2011)