神戸市立博物館
『神戸と兵庫のモダニズム 川西英えがく「兵庫百景」を中心に』(2008-09年)



今年のお正月、帰省した際に出かけた
『神戸と兵庫のモダニズム』。
20年間、神戸に住んでたのに、
当地の画家の作品を知らないのは、ちとハズカシイ……
というわけで、
市立博物館の所蔵する作品展を見てまいりました音符
(全10作家、展示作品128点+資料)


昭和の時代、神戸在住の画家たちが好んで描いた
旧外国人居留地の洋館や北野の異人館。
「モダンでエキゾチックなまち・神戸」のイメージは彼らがつくった、と言っても過言じゃないかも。
(ちなみに、、、神戸市立博物館も旧居留地にあり、
昭和10年(1935年)に建てられた元・銀行の建物を使用してます)


別車博資(べっしゃ・ひろすけ)
《クレセントビル(神戸)》
紙に水彩 1962年 69.4×102.2
神戸市立博物館


小松益喜(こまつ・ますき)
《最後の異人館》
キャンバスに油彩
1972-74年頃 130.3×162
神戸市立博物館


小見寺八山(おみでら・はっせん)
《神戸港図》
キャンバスに油彩 1934年 63.8×121.3
神戸市立博物館


元川嘉津美(もとかわ・かつみ)
《旧居留地15番館》
キャンバスに油彩 1983年 60.5×72.5
神戸市立博物館


神原 浩(かんばら・ひろし)
《雨の新開地》
紙にエッチング 1941年頃 18.4×11.4
神戸市立博物館
神原浩 雨の新開地


そして、そして、版画家でもある、
川西 英(かわにし・ひで 1894-1965)。
彼の晩年の代表作「兵庫百景」の肉筆原画95点(初公開)が、この展覧会のメインですよぉ~~キラキラ
(ちなみに、、、神戸スイーツ「神戸六景ミニゴーフル」の缶のフタ部分の版画の作者は、息子さんの川西祐三郎氏(1923-2014)です)


その「兵庫百景」からのお気に入りピンクハート
まず、神戸港と六甲山は外せませんな。


川西 英
《神戸港夜景》
色紙にポスターカラー
1963年 27.2×24.2
神戸市立博物館


川西 英
《六甲山》
色紙にポスターカラー
1963年 27.2×24.2
神戸市立博物館


今は閉園してしまった、ふたつの遊園地……
阪神パークと言えば「レオポン」(オスのヒョウと、メスのライオンとの間に生まれた雑種(新種?)の動物)ですネ!


川西 英
《宝塚ファミリーランド》
色紙にポスターカラー
1963年 27.2×24.2
神戸市立博物館


川西 英
《阪神パーク》
色紙にポスターカラー
1963年 27.2×24.2
神戸市立博物館


子どもの頃の夢は、天文学者になることで……
元「鉄子」でもあるワタシとしては、
こちらの2枚も忘れちゃいかん、と。


川西 英
《明石天文科学館》
色紙にポスターカラー
1963年 27.2×24.2
神戸市立博物館


川西 英
《余部鉄橋》
色紙にポスターカラー
1963年 27.2×24.2
神戸市立博物館


そして、今では立派な橋の架かる、
明石海峡と鳴門海峡キラキラ


川西 英
《明石海峡》
色紙にポスターカラー
1963年 27.2×24.2
神戸市立博物館


川西 英
《鳴門》
色紙にポスターカラー
1963年 27.2×24.2
神戸市立博物館


神戸&兵庫限定のネタですみませんが、
お近くのかたは、ぜひどうぞ。
入館料・一般200円は、おトクですよんピンクハート


『神戸と兵庫のモダニズム 川西英えがく「兵庫百景」を中心に』
◆2008年12月20日(土)-2009年2月8日(日)
 神戸市立博物館
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(神戸市中央区京町24)

【川西英回顧展@神戸市立小磯記念美術館(2014年)】


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