名古屋 松坂屋美術館
『美人画の三巨匠 清方・深水・紫明展』(2007年)



こんにちわ、クマ太郎ですくま
秋がそこまで来てますね。
みんな食べてますか? ガスガス食べてメタボろう!
合言葉は「太りきって死んでやる!」

松坂屋美術館の『清方・深水・紫明展』に行きました。
三者三様の美人画で、中身の濃ゆ~い展覧会となりました。

清方の幽玄な世界観、深水の洋画的な視線を取り入れた微妙な色味、どちらもため息が出る世界です。
でも、オイラがおすすめするのは、紫明の粋な世界です。


寺島紫明
《夕星》
絹本着色 1942年 65.5×70.5
大関株式会社


この《夕星》という作品はバストショットながら、主人公が何を見ているのかが描かれていません。
でも、視線の先にあるものが想像できるんです。
この発想・視点が粋だなぁ…とオイラは思うのですね。
日本人の美意識の琴線をかき鳴らすかも?


寺島紫明
《夕月》
絹本着色 1916年 143×71.2
大関株式会社


伊東深水
《指》
絹本着色
1922年 170×110.5


『美人画の三巨匠 清方・深水・紫明展』
◆2007年9月15日(土)-10月14日(日)
 松坂屋美術館(名古屋)
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(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)

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