【一枚の絵・23】

名古屋 松坂屋美術館
『光の讃美 世界の印象派展』(1991年)より
ジョヴァンニ・セガンティーニ
《花野に眠る少女》
紙にパステル、グワッシュ
1884-85年 52×40



先日、南館がオープンして、日本最大級の百貨店になった松坂屋(名古屋)。
その南館の7階にできた松坂屋美術館の外観の豪華さは、TVで見た東京新都庁舎の内部に負けず劣らず?です汗
(でも、美術館の中はそう広くない…)

で、記念すべき第1回目の展覧会でのお気に入りは、これ。セガンティーニの《花野に眠る少女》です。
ふわっとしたタッチが、おだやかーな気分にさせてくれるし、お花畑に寝ころんでいる彼女の気持ちよさそーな表情が、これまたたまらないドキドキ
遠くに見える、もこもこっとした牛の姿も、のどかーな感じ。

一緒に展示されていたルノワールやモネやピサロといった印象派の代表選手の作品よりも、強く「印象」に残りましたとさグッド!
(1991年3月)


『光の讃美 世界の印象派展』
◆1991年3月21日(木・祝)-5月6日(月・振休)
 松坂屋美術館(名古屋)
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(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)

【ジョヴァンニ・セガンティーニ作品集】



【2010年・追記】
そのほかの展示作品は、こちらキラキラ

エドゥアール・マネ
《黒い帽子のマルタン夫人》
キャンバスにパステル
1881年 55.5×46.3
メナード美術館


エドガー・ドガ
《舞台そでの三人の踊り子》
キャンバスに油彩
1880-85年頃 54×65


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《麦束を持つ少女》
キャンバスに油彩 1888年 65×54
サンパウロ美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《髪長き水浴の乙女(長い髪の浴女)》
キャンバスに油彩 1895年 82×65
オランジュリー美術館


ポール・ゴーギャン
《ヴォージラールの市場》
キャンバスに油彩 1879年 66×100.3
スミス・カレッジ美術館


クロード・モネ
《睡蓮》
キャンバスに油彩 1903年 81×100
ブリヂストン美術館


フレデリック・チャイルド・ハッサム
《1916年7月4日(ニューヨークでかつて見られた最も大がかりな米国旗掲揚、5月の独立記念日準備パレードのクライマックス)》
キャンバスに油彩
1916年 91.4×66


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