【一枚の絵・6】

愛知県文化会館美術館
『エコール・ド・パリ パリを彩った画家たち展』(1990年)より
モイズ・キスリング
《赤毛のキキ》
キャンバスに油彩
1929年 100×73

風景写真 カメラ1


一目見て、「あ、こいつはシャム猫や!」と思いましたねぇ。それも野良シャムキラキラ
そこで、同じく猫娘のわたしめがヒマラヤンの威信をかけて、野良シャムとにらめっこしてみました。

それにしてもっ! 彼女のこの眼力には何かこう、素晴らしいしたたかさが感じられます。それでいて、とってもセクシー。
いったいどのような人生を歩んできたのやら…? 「赤毛のキキ」などと呼ばれているところをみると、「お嬢さま」でないことは確か。
彼女の素性に思わず興味をそそられてしまったヒマラヤンです。

そーんなわけで、今回はわたしの「好きな」というより、「非常に気になる」一枚の絵でありましたっドキドキ
(1990年1月)


『エコール・ド・パリ パリを彩った画家たち展』
◆1990年1月5日(金)-18日(木)
 愛知県文化会館美術館
(現・愛知県美術館



【モンパルナスのキキ】



【2008年・追記】
この展覧会で「エコール・ド・パリ」のファンになりましたドキドキ
「赤毛のキキ」=「モンパルナスのキキ」(詳しくは、彼女の本名「アリス・プラン」で検索してね)とも、この20年近くの間にいろんな作品で対面しましたねー。

アリス・プラン(Wikipedia)→

で、、、そのほかの展示作品キラキラ

モイズ・キスリング
《果物のある静物》
キャンバスに油彩 1914年 65×81
プティ・パレ美術館
風景写真 レンズ1


モイズ・キスリング
《壜のある静物》
キャンバスに油彩
1915年 62×73
風景写真 レンズ2


モイズ・キスリング
《プロヴァンスの庭師》
キャンバスに油彩 1917年 88×112
プティ・パレ美術館
風景写真 レンズ3


モイズ・キスリング
《タス医師の子どもたち、ルイとズーシャ》
キャンバスに油彩 1930年 100×75
プティ・パレ美術館
風景写真 レンズ3


ニコラス・タルコフ
《サン=ドニ門、パリ》
キャンバスに油彩
1901年 100×80
風景写真 レンズ5


ニコラス・タルコフ
《ひまわり》
キャンバスに油彩 93×60
風景写真 レンズ6


アメデオ・モディリアーニ
《少女の肖像》
キャンバスに油彩 75×54.5
風景写真 レンズ7


ジャン・ペスケ
《母性》
キャンバスに油彩
1905年 81×65
風景写真 レンズ8


マキシム・モーフラ
《パリ、シュジェ通り、聖アンドレ・デザール広場》
キャンバスに油彩
1909年 81×65
風景写真 レンズ9


イシス・キシュカ
《アイリスの入った青い花瓶》
キャンバスに油彩 73×60
風景写真 レンズ10


マックス・ジャコブ
《洗濯船》
グワッシュ
1931年 50×65
風景写真 レンズ1


マレヴナ
《モンパルナスの友人達へのオマージュ : ディエゴ・リベラ、ブーディアン、ピカソ、シャガール、フェルナン・レジェ》
キャンバスに油彩 160×305
風景写真 レンズ2


マネ=カーツ
《花を積んだ二輪馬車》
キャンバスに油彩
1928年 91×63
風景写真 レンズ3


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