兵庫県立美術館
『ムンク展』(2008年)



神戸で『ムンク展』(オスロ市立ムンク美術館所蔵)を見ました~音符
(名古屋に来てくれなくて、がっかり…)


ムンクの作品で一番観てみたいのは、
盗難にも遭ったというオスロ国立美術館の 《叫び》。
そして二番目が《吸血鬼》キラキラ

過去の展覧会で別の《吸血鬼》↓を見たけれど、
タイトルに表されるようなおどろおどろしさや妖しさ…
といったものは感じられなくて。


エドヴァルド・ムンク
《吸血鬼》(参考作品)
キャンバスに油彩 1916-18年
オスロ市立ムンク美術館

絵の中の男性はこのあと、
女性の膝枕で耳掃除をしてもらったんじゃないの??と想像してしまうほど、
ワタシには仲睦まじ~く見える二人。


今回の《吸血鬼》も……
絵の前に立ってじっと見つめていると、
なんだかうっとりピンクハート


エドヴァルド・ムンク
《吸血鬼》
キャンバスに油彩 1893-94年
オスロ市立ムンク美術館

「《吸血鬼》というタイトルを付けたのは、ムンクではなく…」
「ムンク自身は『ひとりの女がひとりの男のうなじに接吻しているのにすぎない 』と語っている」

との解説を読んで、ナットクしました。


エドヴァルド・ムンク
《声/夏の夜》
キャンバスに油彩 1893年
オスロ市立ムンク美術館


エドヴァルド・ムンク
《浜辺の人魚》
キャンバスに油彩 1893年
オスロ市立ムンク美術館


エドヴァルド・ムンク
《浜辺の接吻/月明かりの接吻》
キャンバスに油彩 1914年
オスロ市立ムンク美術館


エドヴァルド・ムンク
《生命のダンス》
キャンバスに油彩 1925-29年
オスロ市立ムンク美術館


↑4つの作品に共通して描かれているのは、
水面に映る月明かりお月様


エドヴァルド・ムンク
《不安》
キャンバスに油彩 1894年
オスロ市立ムンク美術館


エドヴァルド・ムンク
《マドンナ》
紙にリトグラフ、墨、スクレイパー 1895年
オスロ市立ムンク美術館
風景写真 レンズ8


エドヴァルド・ムンク
《赤い蔦》
キャンバスに油彩 1898-1900年
オスロ市立ムンク美術館


エドヴァルド・ムンク
《浜辺の若者たち(リンデ・フリーズ)》
キャンバスに油彩 1904年
オスロ市立ムンク美術館


ムンクの代表作だけでなく、
彼が手がけた装飾プロジェクトの数々も紹介する展覧会ですよグッ
(全7章、展示総数108点)


『ムンク展』
◆2008年1月19日(土)-3月30日(日)
 兵庫県立美術館
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(兵庫が最終会場です)


兵庫県立美術館 →
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)

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【エドヴァルド・ムンク作品集】


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