ぷろだくしょん我S(ガス)。
う~ん… 名古屋はもともとアヴァンギャルドなものに寛容な街なんだけど、この人達はなかなかにスゴイ!


ぷろだくしょん我S
「週刊 週刊誌」
風景写真 レンズ1


平たく言えば、70年代に「パフォーマンス」ということをやってた集団なのですね。
オイラは1963年生まれだけど、13才の時にバンドやって不良とか言われた最後の世代。
それ以上に「アート」なんて言葉がまだなかった時代に、「芸術」を社会の中に持ち込む行動にひたすら命をかけてたなんて、不良なんて甘い甘い。

「週刊 週刊誌」という、表紙以外は真っ白けの雑誌を何ヶ月にもわたって発行するという、オッソロしい試み。
こんなこと普通やれません。
たぶん「おもしろいから」という根源的な発想を、エネルギーというか、いや、ベクトルを持った「フォース(力学)」に変えることができた集団であり、また社会がそれを容認できた、もしくは潜在的に要求してたのかもしれませんね。

これを企画したキュレーターは素晴らしいと思います。
最近の市美は称賛に値しますね。
ぜひ観に行ってみてくださいくま


『ぷろだくしょん我S』
◆2010年12月4日(土)-2011年2月6日(日)
 名古屋市美術館 常設展示室3
・Twitter →


名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

・テーマ「20世紀~ 前衛芸術」の記事一覧 →