京都国立近代美術館
『身体の夢 ファッション or 見えないコルセット』(1999年)

風景写真 カメラ1


女性は、自分自身の身体とファッションを通じて理想の美を求めてきました。
時代の美意識を表現するファッションを完璧に着こなすために、コルセットや下着で、またダイエットやフィットネスによって、自分自身の身体をも造形してきたのです。
20世紀初頭のコルセットとの訣別は、女性のファッションに大きな革新と表現の可能性をもたらし、女性の社会的平等の実現への契機ともなりました。
ある意味で20世紀ファッションは、女性自身の身体意識の変化と共に歩んできたと言えます。

また、美術家たちも、個人が外界との関係を結ぶ基本単位として 身体を重視し、さまざまな角度から検証しています。
彼らは、身体の意味を問い直す過程で、ファッションと身体との関係に関心を抱くようになりました。
ファッションを華やかな被服であると同時に社会の枠組みの中に女性たちを拘束する記号(見えないコルセット)と捉え、その両義性に美術表現と批評の可能性を見ているのです。

世界を覆うコンピュータ・ネットワークの成立や脳のメカニズムの解明は、私たちの身体意識を未知の世界に解放しつつあります。
こうした状況を前に、ファッションと身体の関係、ファッションを通じて女性が求めてきた理想の美についても、別の位相で考える必要があるのかもしれません。

(展覧会のチラシより)

要約すると、20世紀のファッションの歴史と、明日のファッションと身体との関係を展望しよう!というものです。


難しい話はさておき、、、
似合うかどうかは別にして、
着てみたい服がたくさんありましたよ〜音符


ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)
1770年代後半
京都服飾文化研究財団
風景写真 レンズ1


ドレス
1908年頃
京都服飾文化研究財団
風景写真 レンズ2


クリスチャン・ディオール
イヴニング・ドレス
1956年春夏
京都服飾文化研究財団
風景写真 レンズ3


パコ・ラバンヌ
ドレス
1967年頃
京都服飾文化研究財団
風景写真 レンズ4


ジャン=ポール・ゴルチエ
ドレス
1987年春夏
京都服飾文化研究財団
風景写真 レンズ5


(左)ジャック・ドゥーセ
イヴニング・ドレス
1903年頃
(右)ジョン・ガリアーノ/クリスチャン・ディオール
ジャケット、スカート、チョーカー
1997年秋冬
京都服飾文化研究財団
風景写真 レンズ6


ヴィヴィアン・ウエストウッド
ジャケット、ボディス、ショートパンツ、パンツ、ガーター・ベルト
1997年秋冬
京都服飾文化研究財団
風景写真 レンズ7


こういう展覧会は「試着コーナー」があるといいのだけど……
特に、18~19世紀の裾の長いドレスピンクハートピンクハート
でも、コルセットでウエストをぎゅうぎゅうに締めつけることを考えたら、やめておいたほうがいいかタラー

服に(無理矢理?)身体を合わせるのではなく、
体型に合わせて服を選べるようになってきたのは、
ありがたいことです。


風景写真 カメラ2

『身体の夢 ファッション or 見えないコルセット』
◆1999年4月6日(火)-6月6日(日)
 京都国立近代美術館
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(京都市左京区岡崎円勝寺町26-1)

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