名古屋 松坂屋美術館
『イタリア美術とナポレオン』(2008年)
ナポレオンの生誕地、コルシカ島にあるフェッシュ美術館。
ナポレオンの母方の叔父さんのコレクションをもとにつくられた美術館で、イタリア絵画の数においては、フランス国内でルーヴル美術館に次ぐ規模を誇るのだとか![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
その充実のコレクション、日本初公開~![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
(展示総数約80点)
目玉はなんといっても、
ボッティチェリが20歳頃に描いたとされる
《聖母子と天使》でしょう。
サンドロ・ボッティチェリ
《聖母子と天使》
板(ポプラ材)にテンペラ
1467-70年 115.2×70
フェッシュ美術館
生(ナマ)ボッティチェリ、初めて観ましたっ。
やわらかな色調に、心なごみますね。
でも、背景に描かれているザクロの実(中身は血のような赤)は、のちのイエスの受難を暗示してるんですね![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
えー…、個人的な好みを言わせていただくと、、、
宗教画に関しては、絵の中の人物にまんべんなく光を当てる「ルネサンス絵画」よりも、
一方向から強い光を当てて、闇の中から人物を浮かび上がらせる「バロック絵画」のほうが、好きです……
で、今回のイチ押しは、こちら![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
パウル・ブリル
《風景》
キャンバスに油彩
1590-1600年頃 65×88
フェッシュ美術館
この時代の風景画にしては、
色づかいが、えらく斬新(?)というか……
幻想的で不思議な、青灰色の世界に引き込まれました~![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
いにしえのファンタジー小説の、口絵のよう。
実在する景色というより、
作者の空想の中の景色なのかも……
【パウル・ブリル作品集】
ほかにも、
風俗画・静物画・ナポレオン一族の肖像・コルシカ島の風景など、楽しめますよ![グッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/114.png)
ジョヴァンニ・ベッリーニ
《聖母子》
板に金地、テンペラ
1460-80年頃 65×46.5
フェッシュ美術館
グレゴーリオ・デ・フェッラーリ
《帰還途上の休息》
キャンバスに油彩 1700年頃 142×220
フェッシュ美術館
ヴェントゥーラ・サリンベーニ
《聖ぺテロとシエナの聖ベルナルディーノを伴う聖三位一体》
キャンバスに油彩 1600年頃 162×112
フェッシュ美術館
マッティア・プレーティ(工房)
《聖女ヴェロニカ》
キャンバスに油彩 17世紀後期 97×72
フェッシュ美術館
ベネデット・ルティ
《難破船を救う聖女カタリナ・トマス》
キャンバスに油彩 1700-10年 120×170
フェッシュ美術館
コッラード・ジャクイント
《サン・ニコラ・デイ・ロレネージ聖堂のドーム装飾のための習作》
キャンバスに油彩 1731年頃 133×96
フェッシュ美術館
ジョヴァンニ・パオロ・カステッリ(通称 : スパディーノ)
《鸚鵡と庭の果物》
キャンバスに油彩 1720-25年頃 130×95
フェッシュ美術館
フランソワ・ジェラール
《戴冠式のナポレオン1世》
キャンバスに油彩 1806年 223×144
フェッシュ美術館
フェリックス・ジーム
《ヴェネツィアの景観》
キャンバスに油彩 1855年頃 66×104
フェッシュ美術館
『イタリア美術とナポレオン』
◆2008年11月22日(土)-12月24日(水)
松坂屋美術館(名古屋)
・Twitter →
・Facebook →
(北九州市立美術館、京都文化博物館、鹿児島市立美術館に回ります)
★ 松坂屋美術館 →
(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)
★ フェッシュ美術館 →
「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『イタリア美術とナポレオン』①(2008年)
【サンドロ・ボッティチェリ作品集】
【コルシカ島 : フェッシュ美術館】
・テーマ「イタリア」の記事一覧 →
『イタリア美術とナポレオン』(2008年)
ナポレオンの生誕地、コルシカ島にあるフェッシュ美術館。
ナポレオンの母方の叔父さんのコレクションをもとにつくられた美術館で、イタリア絵画の数においては、フランス国内でルーヴル美術館に次ぐ規模を誇るのだとか
![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
その充実のコレクション、日本初公開~
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
(展示総数約80点)
目玉はなんといっても、
ボッティチェリが20歳頃に描いたとされる
《聖母子と天使》でしょう。
サンドロ・ボッティチェリ
《聖母子と天使》
板(ポプラ材)にテンペラ
1467-70年 115.2×70
フェッシュ美術館
生(ナマ)ボッティチェリ、初めて観ましたっ。
やわらかな色調に、心なごみますね。
でも、背景に描かれているザクロの実(中身は血のような赤)は、のちのイエスの受難を暗示してるんですね
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
えー…、個人的な好みを言わせていただくと、、、
宗教画に関しては、絵の中の人物にまんべんなく光を当てる「ルネサンス絵画」よりも、
一方向から強い光を当てて、闇の中から人物を浮かび上がらせる「バロック絵画」のほうが、好きです……
で、今回のイチ押しは、こちら
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
パウル・ブリル
《風景》
キャンバスに油彩
1590-1600年頃 65×88
フェッシュ美術館
この時代の風景画にしては、
色づかいが、えらく斬新(?)というか……
幻想的で不思議な、青灰色の世界に引き込まれました~
![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
いにしえのファンタジー小説の、口絵のよう。
実在する景色というより、
作者の空想の中の景色なのかも……
【パウル・ブリル作品集】
ほかにも、
風俗画・静物画・ナポレオン一族の肖像・コルシカ島の風景など、楽しめますよ
![グッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/114.png)
ジョヴァンニ・ベッリーニ
《聖母子》
板に金地、テンペラ
1460-80年頃 65×46.5
フェッシュ美術館
グレゴーリオ・デ・フェッラーリ
《帰還途上の休息》
キャンバスに油彩 1700年頃 142×220
フェッシュ美術館
ヴェントゥーラ・サリンベーニ
《聖ぺテロとシエナの聖ベルナルディーノを伴う聖三位一体》
キャンバスに油彩 1600年頃 162×112
フェッシュ美術館
マッティア・プレーティ(工房)
《聖女ヴェロニカ》
キャンバスに油彩 17世紀後期 97×72
フェッシュ美術館
ベネデット・ルティ
《難破船を救う聖女カタリナ・トマス》
キャンバスに油彩 1700-10年 120×170
フェッシュ美術館
コッラード・ジャクイント
《サン・ニコラ・デイ・ロレネージ聖堂のドーム装飾のための習作》
キャンバスに油彩 1731年頃 133×96
フェッシュ美術館
ジョヴァンニ・パオロ・カステッリ(通称 : スパディーノ)
《鸚鵡と庭の果物》
キャンバスに油彩 1720-25年頃 130×95
フェッシュ美術館
フランソワ・ジェラール
《戴冠式のナポレオン1世》
キャンバスに油彩 1806年 223×144
フェッシュ美術館
フェリックス・ジーム
《ヴェネツィアの景観》
キャンバスに油彩 1855年頃 66×104
フェッシュ美術館
『イタリア美術とナポレオン』
◆2008年11月22日(土)-12月24日(水)
松坂屋美術館(名古屋)
・Twitter →
・Facebook →
(北九州市立美術館、京都文化博物館、鹿児島市立美術館に回ります)
★ 松坂屋美術館 →
(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)
★ フェッシュ美術館 →
「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『イタリア美術とナポレオン』①(2008年)
【サンドロ・ボッティチェリ作品集】
【コルシカ島 : フェッシュ美術館】
・テーマ「イタリア」の記事一覧 →