【一枚の絵・35】

名古屋市美術館
『マティス展』(1991年)より
アンリ・マティス
《赤い部屋(赤のハーモニー)》
1908年 180×220
エルミタージュ美術館

風景写真 レンズ1


マティスの作品は、中学の美術の教科書の表紙・裏表紙でおなじみでした(M姉さん、覚えてるぅ?)。
わたしは、どちらかというと、彼の切り紙絵の作品が好きなんだけど、今回の展覧会は油彩・デッサンがほとんど。
でも、こちらの方もパワー満点、観るのにけっこう気合いが要ります汗

シャガールの「青」、ゴッホの「黄」という風に、その画家ならではの色をあげると、《赤い部屋》の「紅(くれない)」は、マティスの色…だと思う。
遠近感のまったくない構図はとっても大胆!で、アラベスク模様のテーブルクロスがそのまま壁にまで拡がっているような、不思議な感じがします。
うーん、すごいっ! でも、次回は切り紙絵をもっと観たいなドキドキ
(1991年9月)


『マティス展』
◆1991年8月24日(土)-9月29日(日)
 名古屋市美術館
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名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)


【2010年・追記】
今回の「ニ押し」はこちらキラキラ
右側の女性がとっても気になる……

アンリ・マティス
《待つ》
1921-22年 61×50
愛知県美術館
風景写真 レンズ1


そのほかの展示作品~音譜

アンリ・マティス
《皿とフルーツ》
1901年 51×61.5
エルミタージュ美術館
風景写真 レンズ2


アンリ・マティス
《緑衣の女》
1909年 65×54
エルミタージュ美術館
風景写真 レンズ3


アンリ・マティス
《立っている緑衣のモロッコ人》
1912年 145×96.5
エルミタージュ美術館
風景写真 レンズ4


アンリ・マティス
《サフラン色のバラと鳥かごのインコ》
1924年 60.3×73
コロンバス美術館
風景写真 レンズ5


アンリ・マティス
《青い宝石をつけた女》
1937年 55×33
風景写真 レンズ6


アンリ・マティス
《リディア・デレクトルスカヤの肖像》
1947年 64.5×49.5
エルミタージュ美術館
風景写真 レンズ7


【アンリ・マティス作品集】


【アンリ・マティスの切り紙絵】


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