名古屋市美術館 
『挑戦する日本画展 : 1950~70年代の画家たち』(2014年)



はい、またまた日本画でーす音符
実は、、、前回の美人画は別にして、
明治から戦前にかけての日本画はどうも苦手なのですタラー
確かに、その時代の「大家」「巨匠」と呼ばれるかたがたの作品は素晴らしいのかも。
けれど、ワタシにはよくわかんない…パンチ!パンチ!パンチ!


今回の展示は、戦後の1950年代から70年代にかけての日本画…ということで、いろんな表現が楽しめ、なかなか面白かったです。
20数年ぶりに再会したものもあって、感動しまくり~笑い泣き
テーマは、いかにして日本画は「現代化」されたか?!

これといった章立てはなく、
ほぼ年代順に作品が並んでますよ。
(全50作家、展示総数78点。会期中に入れ替えあり)


その、ほんの一部をご紹介しますねキラキラ


福田平八郎
《新雪》
絹本着彩 1948年 112×82
個人蔵(大分県立芸術会館寄託)


池田遙邨
《幻想の明神礁》
絹本着彩 1952年 128×112
倉敷市立美術館


堀尾 実
《冬の構図》
紙本着彩・屏風(四曲一隻)
1955年 136×182
名古屋市美術館


徳岡神泉
《流れ》
紙本着彩 1954年 132×170
京都市美術館


福田平八郎
《水》
紙本着彩 1958年 135×93.2
大分県立芸術会館


中村岳陵
《残照》
紙本着彩 1961年 94×120
静岡県立美術館


東山魁夷
《白夜》
紙本着彩 1963年 73×100
北澤美術館


中村正義
《妓女》
紙本着彩、金銀箔、コラージュ
1962年 227×162
豊橋市美術博物館


片岡球子
《面構 葛飾北斎》
紙本着彩・屏風(二曲一隻)
1971年 188×176
神奈川県立近代美術館


加山又造
《黒い薔薇の裸婦》(前期のみの展示)
紙本着彩・屏風(四曲一隻)
1976年 175.5×365
東京国立近代美術館


髙山辰雄
《行人》
紙本着彩 1969年 226.4×147.4
東京都現代美術館


川端龍子の《夢》(1951年 : 大田区立龍子記念館)、
下村良之介の《鳥不動》(1965年 : 京都国立近代美術館)、
山口華楊の《霽》(1968年 : 京都市美術館)もお気に入りですピンクハート

あと、加山又造の《黒い薔薇の裸婦》はこれで二度目なので、次は《白い薔薇の裸婦》(1976年 : 東京国立近代美術館)を見てみたいわー。


それほど奇抜な表現の作品はなく、
わかりやすくて取っ付きやすい内容ですよグッ

個人的には1980年代以降の日本画にも興味があるので、
今後ぜひとも展示をお願いしたいです!


『挑戦する日本画展 : 1950~70年代の画家たち』
◆2014年7月5日(土)-8月3日(日)【前期】
 2014年8月5日(火)-8月24日(日)【後期】
 名古屋市美術館
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(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

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