「ワタシのイチ押し」第400回です。


田中一村との出会いは、20数年前、
「NHK日曜美術館 田中一村作品集」という本を、書店で見つけた事がきっかけです。

私の故郷は奄美大島ですが、両親が田舎に引き上げるまで、
奄美とは、まったく無縁の生活を送っていました。
一村の描く風景は、奄美には普通にあります。

一村の描く世界は、奄美の自然を描いていて、大好きな作品です。



田中一村
「花と鳥」部分 昭和31年 136×41cm
エゴの木
鳥:オナガ


風景写真 レンズ1
田中一村
「崖の上のアカショウビン」 152×51cm



田中一村
「エビと魚」 43×69cm


田中一村のオリジナルの作品を見たのは、奄美パークの田中一村記念美術館です。

一村さんは、一年は大島紬の染色の仕事を、一年は絵だけ描いたそうです。

一村さんは、魚屋さんの前で長時間スケッチをして、魚をダメにしても、
魚屋さんは、描かせてくれたそうです。

本当に絵を描くことが好きだったのでしょうね。
とても、素敵な生き方だと思いました。


風景写真 レンズ3
田中一村
「奄美の杜(9)」 153×57cm 
鳥:アカショウビン



田中一村
「奄美の杜(5)」部分 154.3×73cm 
ガジュマルの木
鳥:イソヒヨドリ



田中一村
「奄美の杜(10)」部分 150×72.5cm


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田中一村記念美術館 →
(鹿児島県奄美市笠利町節田1834)

【奄美 : 田中一村の杜、田中一村終焉の家】


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