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白鳥庭園での紅葉茶会のあとは、
庭の北門から外に出て、
北側に広がる白鳥公園を北に向かって散策〜音符

こちらも世界デザイン博覧会(1989年)の
白鳥会場だったところです。


白鳥庭園 北門
1北門


デザイン博当時、公園内の「オアシス広場」に
鹿児島から運ばれてきた
アコウの木(クワ科の半常緑高木樹)
という巨木があったんですが、、、


アコウの木
名古屋国際会議場フォトギャラリーより)
2アコウの木


現在、この木は作業用ネットで覆われています。

失礼して隙間からパチリカメラ

3アコウの木

もしや、健康状態が良くないのか!?
かなり幹が傾いている様子。
まだ、葉は付いてますが。。。
なんとか永らえてほしいです……

ちなみに、
当時はアコウの木の前(北側)に
FMイベント放送局、FM DEPOのブースがあり、


FM DEPO(1989年撮影)






「オアシス広場」ということで、
アコウの木周辺にはミストが漂っておりました。


オアシス広場(1989年撮影)


こちらはデザイン博のシンボルだった
「創造の柱」。
(裏側から見た図。中央奥にアコウの木)


直径1m、高さ20m。
中国の陰陽五行説で宇宙を構成する要素
「木・火・土・金・水」を表すモニュメント柱です。
先端には
木星・火星・土星・金星・水星の惑星記号が音符


そして、
名古屋国際会議場(白鳥センチュリープラザ)。




デザイン博のテーマ館でした。

当時の館内の写真と
似たようなアングルで撮ってみたカメラ


1989年8月(デザイン博開催時)

フラッシュを使用して
かえって暗く写ってしまったタラー


2018年11月



今のほうが盛況だったりしてニヤニヤ

で、会議場の中庭にあるのが……


レオナルド・ダ・ヴィンチの
「幻のスフォルツァ騎馬像」キラキラ


11騎馬像





とにかく大きい〜〜!ポーン

以下は、作品の解説です。

「イタリア・ルネッサンス」の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチはミラノ領主ロドヴィゴから世界最大のフランチェスコ・スフォルツァ将軍の騎馬像制作を命ぜられ、1493年11月、馬だけの粘土像(7.2m)を完成させた。
しかし、折からの戦争でブロンズでの鋳造は断念され、この粘土像もその後破壊されてしまった。
この度、この幻の騎馬像を再建させるため、1967年に発見されたマドリッド手稿や残された数々のデッサンを参考に、まず2mの原型を粘土で制作した。
これをコンピューターで拡大し、ブロンズでは脚部が重さに耐えないため強化プラスチック(FRP)で仕上げた。
これは日本の研究と技術がもたらした世界で唯一のものである。
(高さ8.3m 幅3.6m 全長8.8m)


スフォルツァ将軍はミラノ領主ロドヴィゴの父、とのこと。
重さが気になる〜。

この騎馬像は、
デザイン博の創造工房 東海銀行館(名古屋城会場)に
出展されたものです。
博覧会終了後、名古屋城からここまで運んだのね 目
(直線距離で6kmほど)

ダ・ヴィンチは、
馬の右の前脚と左の後脚の2本のみで像を支えようと
構想したらしいのですが、
荷重の関係からか、右の後脚に支柱が付いてます。


よぉーく見ると、右足首上部に亀裂がっタラー

先ほどのアコウの木同様、
この騎馬像も永らえてほしいです……


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【幻のスフォルツァ騎馬像】


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