東京都庭園美術館
『大正シック』(2007年)



前に東京都庭園美術館(港区白金台)に立ち寄ったとき、
開かれていた展覧会です。
大正時代から昭和の戦前にかけての作品が展示されていました。
ホノルル美術館の日本美術コレクションで、
来日する前にアメリカ国内を回って好評だったそうな。


西洋のモダニズムやアール・デコの影響を受けた
大正浪漫の品々。
当時の淑女とモガ(モダンガール)が多数描かれてましたよキラキラ
(展示総数約80点)


山村耕花
《踊り 上海ニューカルトン所見》
木版画 1924年
ホノルル美術館


小早川 清
《ほろ酔ひ》「近代時世粧ノ内 一」
木版画 1930年
ホノルル美術館


中村大三郎
《婦女》
絹本着色 屏風(二曲一隻) 1930年
ホノルル美術館

この絵のモデルは、大正・昭和に活躍した女優、入江たか子さん(1911-1995)だそう。


和田青華
《T夫人》
絹本着色 屏風(二曲一隻) 1932年
ホノルル美術館


山川秀峰
《三人の姉妹》
絹本着色 屏風(四曲一隻) 1936年
ホノルル美術館


榎本千花俊
《銀嶺》
絹本着色 掛軸 1939年頃
ホノルル美術館
榎本千花俊 銀嶺


そして、まるでミロがデザインしたような着物も!目


単衣(ひとえ)
絹、平織 制作年不詳
ホノルル美術館
単衣

銘仙(めいせん)と呼ばれる織物だそうで。

似合うかどうかは別にして、
これを着て町を歩いてみたいですワピンクハート


『大正シック』
◆2007年4月14日(土)-7月1日(日)
 東京都庭園美術館
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(東京都港区白金台5-21-9)

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【ホノルル美術館】


こちらの動画に登場する「JAPAN」の展示室……
ちょっと異国のものでは?な作品が含まれてるような気がタラー

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