名古屋市美術館
『ベラルド・コレクション 流行するポップ・アート』(2005年)
ポルトガルのシントラ近代美術館に寄託されている、ベラルド・コレクション。
オーナーはポルトガル屈指の実業家ジョゼ・ベラルド氏で、20世紀モダン・アートの個人コレクションとしては、ヨーロッパでもトップクラスに入るのだとか。
そんな貴重な作品による、今となっては懐かしい「ポップ・アート」の展覧会です![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
(展示総数80点)
コカ・コーラにハンバーガー、キャンベル・スープ、そしてマリリン・モンロー……。
これら、私たち大衆にすっかりお馴染みのものたちは、いずれも60年代のアメリカを象徴するものともいえるでしょう。そして、ポップ・アートのモチーフとして大衆に浸透していったものでもありました。
それまでの高尚な芸術作品からごくごく日常的なものを芸術にしてしまうポップ・アートへの転換は、当時、非常に革新的なものでした。
1950年代、イギリスに始まったポップ・アートは、アメリカで大きく発展し、大消費社会を背景に大衆の間に「流行」していきます。ヨーロッパのほかの国々にも伝播したポップ・アートは、60年代には世界を席巻しました。そして、現在に至るまでその影響力は絶大なものがあります。
(展覧会のチラシより)
ポップ・アートの「ポップ」は、
もともと「大衆」を意味する言葉。
毎日大量生産される商品や、大衆文化がアートになります。
ミンモ・ロテッラ(イタリア)
《抜群の洗浄力》
キャンバスにコラージュ
1963年 136×189.8
ベラルド・コレクション
★ ミンモ・ロテッラのサイト →
トム・ウェッセルマン(アメリカ)
《グレート・アメリカン・ヌード No.52》
パネルにアクリル、生地、紙のコラージュ
1963年 152.3×121.9×4
ベラルド・コレクション
★ トム・ウェッセルマンのサイト →
エロ(アイスランド)
《ドッグ・フード》
キャンバスに油彩 1964年 130.7×97.8
ベラルド・コレクション
★ エロの作品サイト →
メル・ラモス(アメリカ)
《ヴィルナバーガー》
キャンバスに油彩 1965年 152×127
ベラルド・コレクション
★ メル・ラモスのサイト →
ロイ・リキテンスタイン(アメリカ)
《鏡》
キャンバスに油彩 1971年 183.1×91.4
ベラルド・コレクション
★ ロイ・リキテンスタインのサイト →
アンディ・ウォーホル(アメリカ)
《ジュディ・ガーランド》
キャンバスにシルクスクリーン
1979年 101.6×101.6
ベラルド・コレクション
★ アンディ・ウォーホルのサイト →
ジャン=ミシェル・バスキア(アメリカ)
《おやじ》
キャンバスに油彩、アクリル
1982年 213×183
ベラルド・コレクション
★ ジャン=ミシェル・バスキアのサイト →
展示作品を見ていて、ふと思ったこと……
どれも似たような絵柄に感じるアメリカン・コミックが「アート」なら、日本のコミックは、もう「神アート」の領域だっ![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
これまでイギリスとアメリカのポップ・アートしか知らなかったワタシ![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
今回は、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、アイスランドのポップ・アートにも触れることができ、
勉強になりました~![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
【2016年・追記】
2007年、ジョゼ・ベラルド氏のコレクションをもとに、
ベラルド現代近代美術館がポルトガルの首都リスボンに開館しました。
『ベラルド・コレクション 流行するポップ・アート』
◆2005年9月10日(土)-10月30日(日)
名古屋市美術館
・Twitter →
★ ベラルド・コレクション →
★ 名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)
★ ベラルド現代近代美術館 →
【リスボン : ベラルド現代近代美術館】
・テーマ「20世紀~ 前衛芸術」の記事一覧 →
『ベラルド・コレクション 流行するポップ・アート』(2005年)
ポルトガルのシントラ近代美術館に寄託されている、ベラルド・コレクション。
オーナーはポルトガル屈指の実業家ジョゼ・ベラルド氏で、20世紀モダン・アートの個人コレクションとしては、ヨーロッパでもトップクラスに入るのだとか。
そんな貴重な作品による、今となっては懐かしい「ポップ・アート」の展覧会です
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
(展示総数80点)
コカ・コーラにハンバーガー、キャンベル・スープ、そしてマリリン・モンロー……。
これら、私たち大衆にすっかりお馴染みのものたちは、いずれも60年代のアメリカを象徴するものともいえるでしょう。そして、ポップ・アートのモチーフとして大衆に浸透していったものでもありました。
それまでの高尚な芸術作品からごくごく日常的なものを芸術にしてしまうポップ・アートへの転換は、当時、非常に革新的なものでした。
1950年代、イギリスに始まったポップ・アートは、アメリカで大きく発展し、大消費社会を背景に大衆の間に「流行」していきます。ヨーロッパのほかの国々にも伝播したポップ・アートは、60年代には世界を席巻しました。そして、現在に至るまでその影響力は絶大なものがあります。
(展覧会のチラシより)
ポップ・アートの「ポップ」は、
もともと「大衆」を意味する言葉。
毎日大量生産される商品や、大衆文化がアートになります。
ミンモ・ロテッラ(イタリア)
《抜群の洗浄力》
キャンバスにコラージュ
1963年 136×189.8
ベラルド・コレクション
★ ミンモ・ロテッラのサイト →
トム・ウェッセルマン(アメリカ)
《グレート・アメリカン・ヌード No.52》
パネルにアクリル、生地、紙のコラージュ
1963年 152.3×121.9×4
ベラルド・コレクション
★ トム・ウェッセルマンのサイト →
エロ(アイスランド)
《ドッグ・フード》
キャンバスに油彩 1964年 130.7×97.8
ベラルド・コレクション
★ エロの作品サイト →
メル・ラモス(アメリカ)
《ヴィルナバーガー》
キャンバスに油彩 1965年 152×127
ベラルド・コレクション
★ メル・ラモスのサイト →
ロイ・リキテンスタイン(アメリカ)
《鏡》
キャンバスに油彩 1971年 183.1×91.4
ベラルド・コレクション
★ ロイ・リキテンスタインのサイト →
アンディ・ウォーホル(アメリカ)
《ジュディ・ガーランド》
キャンバスにシルクスクリーン
1979年 101.6×101.6
ベラルド・コレクション
★ アンディ・ウォーホルのサイト →
ジャン=ミシェル・バスキア(アメリカ)
《おやじ》
キャンバスに油彩、アクリル
1982年 213×183
ベラルド・コレクション
★ ジャン=ミシェル・バスキアのサイト →
展示作品を見ていて、ふと思ったこと……
どれも似たような絵柄に感じるアメリカン・コミックが「アート」なら、日本のコミックは、もう「神アート」の領域だっ
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
これまでイギリスとアメリカのポップ・アートしか知らなかったワタシ
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
今回は、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、アイスランドのポップ・アートにも触れることができ、
勉強になりました~
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
【2016年・追記】
2007年、ジョゼ・ベラルド氏のコレクションをもとに、
ベラルド現代近代美術館がポルトガルの首都リスボンに開館しました。
『ベラルド・コレクション 流行するポップ・アート』
◆2005年9月10日(土)-10月30日(日)
名古屋市美術館
・Twitter →
★ ベラルド・コレクション →
★ 名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)
★ ベラルド現代近代美術館 →
【リスボン : ベラルド現代近代美術館】
・テーマ「20世紀~ 前衛芸術」の記事一覧 →