名古屋ボストン美術館
『アートに生きた女たち』(2013年)



どもども。クマ太郎ですくま
名古屋ボストン美術館へ久しぶりに行きました。

『アートに生きた女たち(Sisters in Art )』

「Sisters」というのは「姉妹のように結びつきが深い」という関係性を暗示しているのでしょう。どんなに喧嘩して、他人から仲が悪いように見えても、最終的には一致結束する血の繋がり。「Sisters」という言葉の意味にはそうした寓意が込められています。己が利益のためには国さえ裏切る7つのメジャー石油会社を評して「Seven Sisters」と呼んだ、著名な本がありましたっけ。

正直、絵画は今までの展覧会で観てきたものも多くて、さほど驚きはなかったんですが、デザインという近代のジャンルにはハッとする感がありますね。


ジョセフィン・ハートウェル・ショー(アメリカ)
《十字架のネックレス》
金、ルビー、パール 1913年頃 55.9
ボストン美術館


エリザベス・エセル・コープランド(アメリカ)
《箱》
銀、アメジスト、エナメル
1912年 8×12.8×11.5
ボストン美術館

《十字架のネックレス》のゴージャスさと儚さの融合や、《箱》の無機質さと有機的な色合いの結びつきは、見ていて飽きません。


デザイン : ベル・コーガン(アメリカ)
製造 : ブーントン・モルディング社
《「ブーントン」大皿、ソーサー付きクリーム入れ、蓋付き椀》
メラミン(プラスチック)
1948-50年代後半
大皿 : 2.9×35.6×25.9
ソーサー付きクリーム入れ : 6.5×14×10.2
蓋付き椀 : 6.4×15.6×11.1
ボストン美術館


メリー・レンク(アメリカ)
《「枝分かれする」櫛》
銀、パール 1967年 18.4
ボストン美術館

《「ブーントン」大皿…》や《「枝分かれする」櫛》に見られる、空気というか、その「場」のベクトルを変化させるだけの「流れ」のポテンシャル。
うーん…よいなぁ。

ぜひ、皆さんもご覧下さいくま


『アートに生きた女たち』
◆2013年5月25日(土)-9月29日(日)
 名古屋ボストン美術館
(2018年10月8日にて閉館しました)


ボストン美術館 →

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『アートに生きた女たち』①(2013年)


【メリー・レンク作品集】


・テーマ「工芸・デザイン」の記事一覧 →