『クロード・モネの世界』　by　ねこ

名古屋ボストン美術館
『クロード・モネの世界』（2008年）

ボストン美術館が所蔵する、モネのコレクション

彼と同時代に活躍した画家、そして彼に影響を与えた日本の浮世絵の作品も、併せて紹介する展覧会です。
（展示総数58点）

もちろん、お約束（？）の《睡蓮》もあります。

クロード・モネ
《睡蓮》
キャンバスに油彩　1905年　89.5×100.3
ボストン美術館

クロード・モネ
《睡蓮の池》
キャンバスに油彩　1900年　90.2×92.7
ボストン美術館

モネの絵を見るたびに思うのは、
出展作品が全部《睡蓮》という「《睡蓮》づくし」の展覧会を、どなたか開いてくれないかなぁ…ってことですね。
《睡蓮》の椀子そば状態、、、
《睡蓮》の満漢全席、、、
う～ん、とっても魅惑的

それはさておき……
やわらかな色彩で目の保養をしていたワタシを
釘付けにした作品が！

クロード・モネ
《ポプラ並木のある草原》
キャンバスに油彩　1875年頃　54.6×65.4
ボストン美術館

パッと見で、全身のあらゆる感覚器官が刺激されるというか、
陽射しの加減、気温、湿度、風の流れ、空気の匂い、草木のそよぐ音、遠くで鳴く鳥の声…といったものが、ホントその場にいるかのように、はっきりとわかるんです～

絵の中の世界を、これほどリアルに体感してしまったのは初めてかも……
というわけで、文句ナシのイチ押し！

みなさんも、バーチャル体験してみませんか？

クロード・モネ
《アルジャントゥイユの画家の庭のカミーユ・モネと子ども》
キャンバスに油彩　1875年　55.3×64.7
ボストン美術館

クロード・モネ
《ジヴェルニーの草地》
キャンバスに油彩　1886年　92.1×81.6
ボストン美術館

クロード・モネ
《セーヌ河の朝、ジヴェルニー近郊》
キャンバスに油彩　1897年　81.3×92.7
ボストン美術館

クロード・モネ
《冬のアルジャントゥイユ、サン＝ドニ通り》
キャンバスに油彩　1875年　60.9×81.6　
ボストン美術館

クロード・モネ
《アンティーブの砦》
キャンバスに油彩　1888年　65.4×81
ボストン美術館

クロード・モネ
《ルーアン大聖堂、正面とアルバヌ塔(朝の効果)》
キャンバスに油彩　1894年　106.1×73.9
ボストン美術館

ルノワール、ドガ、ピサロ、シスレー、セザンヌetc…の作品もありますよ

ピエール＝オーギュスト・ルノワール
《日傘をさした女性と子ども》
キャンバスに油彩　1874-76年頃　47×56.2
ボストン美術館

カミーユ・ピサロ
《ポントワーズ、冬のジゾールへの道》
キャンバスに油彩　1873年　59.7×73.7
ボストン美術館

『クロード・モネの世界』
◆2008年4月26日（土）－9月28日（日）
　名古屋ボストン美術館
（2018年10月8日にて閉館しました）