【一枚の絵・52】

名古屋市美術館
『ホックニーのオペラ展』(1992年)より
デイヴィッド・ホックニー
「ババのコレクションが飾ってあるトムの家」(ストラヴィンスキー『放蕩者のなりゆき』)
厚紙モデル
1975年 41×53×30



今回は、舞台美術だいっ!
デイヴィッド・ホックニーおじさんは、まースゴイ人ですね。
絵画だけでなく、ポラロイド写真を使ったコラージュや、カラーコピー機による版画などなど、常に新しい表現方法をわれわれに見せてくれます。

ステージ・ワークもそのひとつで、オペラ・ファンの彼は、モーツァルトの『魔笛』、ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』、プッチーニの『トゥーランドット』など、音楽と見事に調和したすばらしい舞台を、楽しみながら創り上げています。

で、これはストラヴィンスキーのオペラの中の一場面の、厚紙モデルですキラキラ
シンプルで、版画のような雰囲気が、とっても斬新でステキドキドキ 
実際の舞台の、3分の1に縮小したセットも一緒に展示されていたけど、ナマのステージをこの目で観てみたいよ~っ!
(1992年10月)


『ホックニーのオペラ展』
◆1992年10月10日(土・祝)-11月29日(日)
 名古屋市美術館
・Twitter →


名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)


【2012年・追記】
そのほかの展示作品は、こちらキラキラ

デイヴィッド・ホックニー
「ザラストロの庭」の舞台セット(モーツァルト『魔笛』)(1/3サイズ)
1983年 305×665×305


デイヴィッド・ホックニー
「岩場の風景」(モーツァルト『魔笛』)
厚紙モデル
1977年 67×104


デイヴィッド・ホックニー
「竜」(モーツァルト『魔笛』)
1977年 36×43


デイヴィッド・ホックニー
「ザラストロの宮殿の一室」(モーツァルト『魔笛』)
厚紙モデル
1977年 41×53×30


デイヴィッド・ホックニー
「3つの寺院のある森」(モーツァルト『魔笛』)
厚紙モデル
1977年 41×53×30


デイヴィッド・ホックニー
「椰子の並木道」(モーツァルト『魔笛』)
厚紙モデル
1977年 76×104


デイヴィッド・ホックニー
「寺院の外観」(モーツァルト『魔笛』)
厚紙モデル
1977年 67×104


デイヴィッド・ホックニー
「火の試練」の場面(モーツァルト『魔笛』)
厚紙モデル
1977年 41×53×30


【ホックニー版『魔笛』第1幕「おいらは鳥刺し」】


【ホックニー版『魔笛』第2幕「この聖なる殿堂では」「おおイシスとオシリスの神よ」】


【ホックニー版『魔笛』第2幕「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」】


【ホックニー版『魔笛』第2幕「パパゲーノとパパゲーナの二重唱」】

デイヴィッド・ホックニーのサイト →

・テーマ「舞台」の記事一覧 →