名古屋市美術館
『愛と孤独の日々 エコール・ド・パリとその時代』(1999年)



ワタシの大好きなジャンルのひとつ、
「エコール・ド・パリ」(パリ派)ピンクハート

1910年代から30年代にかけて芸術の都パリに集った、さまざまな国籍のアーティストたちによる、さまざまな美の表現。
第一次大戦後のひとときの平和……しかし、その背後には次の大戦の暗い影が忍び寄っている、という社会背景が感じられるものもありますが、定まった画風も理論もなく、作品はみな個性的で面白い!グッ


今回は絵画だけでなく、
彫刻、ファッション、写真も一緒に楽しめましたよキラキラ
(展示総数約150点)


キース・ヴァン・ドンゲン
《アガーテ・ヴェゲリフ・グラヴェスタインの肖像》
キャンバスに油彩 1909年 100×81
北海道立近代美術館


アメデオ・モディリアーニ
《ルニア・チェホフスカの肖像》
キャンバスに油彩 1917年 72.8×45
ポーラ美術館


マルク・シャガール
《町の上で、ヴィテブスク》
厚紙に油彩(キャンバスに貼付)
1915年 49.2×70.6
ポーラ美術館


マルク・シャガール
《二つの花束》
キャンバスに油彩 1925年 81.2×100
埼玉県立近代美術館


シャイム・スーティン
《セレの風景》
キャンバスに油彩 1922年頃 79.8×87.2
名古屋市美術館


東郷青児
《村の祭》
キャンバスに油彩 1923年 79.2×67.3
SOMPO美術館


ジュール・パスキン
《クララとジュヌヴィエーヴ》
キャンバスに油彩 1925年 92×73
名古屋市美術館


佐伯祐三
《広告貼り》
キャンバスに油彩 1927年 73.4×60.2
石橋美術館


荻須高徳
《広告のある家(パリの屋根の下)》
キャンバスに油彩 1931年 60×73
稲沢市荻須記念美術館


モイズ・キスリング
《花》
キャンバスに油彩 1928年 92×65
岐阜県美術館


ポール・ポワレ
デイ・ドレス
シルク 1912年頃
神戸ファッション美術館


キャロ・スール
イヴニング・ドレス
シルククレープ 1922年頃
神戸ファッション美術館


神戸ファッション美術館からは10点出展されてましたが、
ココ・シャネルの服だけは、一目で「あっ、シャネルだ~」とわかるんですよね。
それだけ強烈な個性があって。

画像がなくて残念だけど、ほかのデザイナーの手による優雅な衣裳のなか、シンプルで機能美あふれるシャネルのデイ・スーツはすごくかっこよかった!グッ


『愛と孤独の日々 エコール・ド・パリとその時代』
◆1999年10月2日(土)-11月28日(日)
 名古屋市美術館
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(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

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