名古屋市美術館
『画家五十年の軌跡 平松礼二展』(2011年)
こんちは~~、クマ太郎です![くま](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/166.png)
秋もようやく顔を見せて、穏やかな毎日になりましたね。
今回は『平松礼二展』を名古屋市美術館に観に行ってきました。
やっぱりねー。名古屋の地元の方なので、少ない予算の中でも一生懸命工夫してやってますね。すごいなー。
平松さんの同窓会も後援としてサポートしてくださってるおかげで、画業50年回顧展として立派な、そして我々には見ごたえのある展覧会になってました。
平松礼二さんというと、やはり『文藝春秋』の表紙というのが定番。
これは2階の最後の展示コーナーでたっぷり観ることが出来ますので、ぜひ一度原画をご覧になってください。
印刷では伝わらなかった、平松さんのユーモアみたいなものも溢れています。
で、オイラのイチ押しはこちら。
平松礼二
《ジヴェルニー モネの池・風音》(右隻)
絹本/岩絵具、墨、金箔 屏風(六曲一双)
1998年 168.5×354
個人蔵(刈谷市美術館寄託)
平松礼二
《ジヴェルニー モネの池・風音》(左隻)
絹本/岩絵具、墨、金箔 屏風(六曲一双)
1998年 168.5×354
個人蔵(刈谷市美術館寄託)
大作というか、なかなかこのスケールの作品を展示するのは大変な訳で、市美術館という限られたスペースにどう置くか、非常に現場は頭を悩ませたことでしょう。
また、「路」シリーズはやはり平松礼二さんを考えるときに、多くの情報を持っている作品ですので、西洋絵画の大作に慣れた方はぜひ日本画の大作を観ていただくとよいのではと。
平松礼二
《路―「この道」を唱いながら》
雲肌麻紙/岩絵具 額
1989年 130.3×162.1
山種美術館
平松礼二
《路―西湖にて》
雲肌麻紙/岩絵具、金箔 屏風(六曲一隻)
1989年 210×450
成川美術館
こういう大作を描いても、まだキャンバスからはみ出して行こうとするエネルギーの持ち主は少ないと思います。
いまパッと考えると岡本太郎さんでしょうかね…
そのはみ出して行く「何か」が非常に心地よいのが、平松さんや岡本さんだと思います。
平松礼二
《風の池》
雲肌麻紙/岩絵具 額
2009年 65.2×90.9
個人蔵
平松礼二
《睡蓮と紅葉》
雲肌麻紙/岩絵具 額
2010年 80.3×116.7
個人蔵
この空間で過ごすだけでも心身の正常を取り戻せるんじゃないかという『平松礼二展』を、ぜひ皆さんも体験してみてください。
クマ太郎も冬眠前に平松礼二さんを観られて、よかりたよかりた…![くま](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/166.png)
『画家五十年の軌跡 平松礼二展』
◆2011年9月13日(火)-10月23日(日)
名古屋市美術館
・Twitter →
★ 平松礼二さんのサイト →
★ 名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)
★ 町立湯河原美術館 平松礼二館 →
(神奈川県足柄下郡湯河原町宮上623-1)
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【アトリエからこんにちは : 平松礼二】
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こんちは~~、クマ太郎です
![くま](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/166.png)
秋もようやく顔を見せて、穏やかな毎日になりましたね。
今回は『平松礼二展』を名古屋市美術館に観に行ってきました。
やっぱりねー。名古屋の地元の方なので、少ない予算の中でも一生懸命工夫してやってますね。すごいなー。
平松さんの同窓会も後援としてサポートしてくださってるおかげで、画業50年回顧展として立派な、そして我々には見ごたえのある展覧会になってました。
平松礼二さんというと、やはり『文藝春秋』の表紙というのが定番。
これは2階の最後の展示コーナーでたっぷり観ることが出来ますので、ぜひ一度原画をご覧になってください。
印刷では伝わらなかった、平松さんのユーモアみたいなものも溢れています。
で、オイラのイチ押しはこちら。
平松礼二
《ジヴェルニー モネの池・風音》(右隻)
絹本/岩絵具、墨、金箔 屏風(六曲一双)
1998年 168.5×354
個人蔵(刈谷市美術館寄託)
平松礼二
《ジヴェルニー モネの池・風音》(左隻)
絹本/岩絵具、墨、金箔 屏風(六曲一双)
1998年 168.5×354
個人蔵(刈谷市美術館寄託)
大作というか、なかなかこのスケールの作品を展示するのは大変な訳で、市美術館という限られたスペースにどう置くか、非常に現場は頭を悩ませたことでしょう。
また、「路」シリーズはやはり平松礼二さんを考えるときに、多くの情報を持っている作品ですので、西洋絵画の大作に慣れた方はぜひ日本画の大作を観ていただくとよいのではと。
平松礼二
《路―「この道」を唱いながら》
雲肌麻紙/岩絵具 額
1989年 130.3×162.1
山種美術館
平松礼二
《路―西湖にて》
雲肌麻紙/岩絵具、金箔 屏風(六曲一隻)
1989年 210×450
成川美術館
こういう大作を描いても、まだキャンバスからはみ出して行こうとするエネルギーの持ち主は少ないと思います。
いまパッと考えると岡本太郎さんでしょうかね…
そのはみ出して行く「何か」が非常に心地よいのが、平松さんや岡本さんだと思います。
平松礼二
《風の池》
雲肌麻紙/岩絵具 額
2009年 65.2×90.9
個人蔵
平松礼二
《睡蓮と紅葉》
雲肌麻紙/岩絵具 額
2010年 80.3×116.7
個人蔵
この空間で過ごすだけでも心身の正常を取り戻せるんじゃないかという『平松礼二展』を、ぜひ皆さんも体験してみてください。
クマ太郎も冬眠前に平松礼二さんを観られて、よかりたよかりた…
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『画家五十年の軌跡 平松礼二展』
◆2011年9月13日(火)-10月23日(日)
名古屋市美術館
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(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)
★ 町立湯河原美術館 平松礼二館 →
(神奈川県足柄下郡湯河原町宮上623-1)
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