名古屋市美術館
『ルノワール展 異端児から巨匠への道 1870-1892』(2001年)



ルノワールの作品は印象派の展覧会でかなりの数見てきたけれど、個人展はこれが初めて音符

いや〜、やはりウワサの通り、
暗い感じ・悲しい感じの絵は一枚もありませんねぇ!
(展示総数62点)


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《ルグラン嬢の肖像》
キャンバスに油彩 1875年 81.3×59.7
フィラデルフィア美術館

今回のイチ押しは、
展覧会のポスターになっているこちらキラキラ

これまでに見たルノワールの少女像の中で、一番好きかも。
清楚で可憐な、素敵なお嬢さんです。
この年齢にして すでにレディーとしての気品があり、
礼儀正しさや教養も備わってるという感じ。
それに何より美人だピンクハート
成長したあかつきが楽しみ~~じゃあーりませんか!


『ルノワール展』、そのほかの展示作品音符


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《アルジャントゥイユの庭で絵筆をとるクロード・モネ》
キャンバスに油彩 1873年 50×61
ワズワース・アテネウム美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《モネ夫人の肖像(読書するクロード・モネ夫人)》
キャンバスに油彩 1874年頃 61.6×50.3
クラーク美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《ぶらんこ》
キャンバスに油彩 1876年 92×73
オルセー美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》
キャンバスに油彩 1876年 97.8×70.8
ブリヂストン美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《シャトゥーのセーヌ河》
キャンバスに油彩 1881年頃 73.3×92.4
ボストン美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《桃のある静物》
キャンバスに油彩 1881年 53.3×64.8
メトロポリタン美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《ヴァルジュモンの子どもたちの午後》
キャンバスに油彩 1884年 130×170
ベルリン国立美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《アリーヌ・シャリゴの肖像(ルノワール夫人の肖像)》
キャンバスに油彩 1885年頃 65.4×54
フィラデルフィア美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《水浴する女》
キャンバスに油彩 1891年 80.9×65.6
川村記念美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《ピアノを弾く少女たち》
キャンバスに油彩 1892年 116×90
オルセー美術館


『ルノワール展 異端児から巨匠への道 1870-1892』
◆2001年4月21日(土)-6月24日(日)
 名古屋市美術館
・Twitter →


名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)


【2013年・追記】
《ルグラン嬢の肖像》のモデルの少女の名前は
マリー・アデルフィーヌ・ルグラン。1867年生まれ。
この肖像画は8歳当時のものですね。
彼女は25歳で詩人の男性と結婚したそうですが、
ルノワールはその結婚式に参列し、結婚の証人にもなったとか。


【ピエール=オーギュスト・ルノワール作品集】


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