【一枚の絵・25】

三重県立美術館
『英国国立ヴィクトリア&アルバート美術館展』(1991年)より
トマス・ゲインズバラ
《画家の二人の娘の肖像》
キャンバスに油彩 1758年頃 40.6×58.4
ヴィクトリア&アルバート美術館



4月28日、初めて三重の県美に行った……そしたら、「県民の日」とかで観覧料がタダだったグッド!

この展覧会は、ヴィクトリア&アルバート美術館のコレクションを通じて15世紀後半のイタリア・ルネサンスからバロック絵画を経て、ロマン派、ラファエル前派、印象派にいたる約400年のヨーロッパ絵画の移り変わりを紹介したものです。

で、今回はこの作品。
美青年大好きのわたしも、絵画の世界ではやっぱり、きれいなお姉さんやかわいい女のコが好きドキドキなんですねー。
仲良さそうな姉妹の姿がとても写実的に描かれてるけれど、なんとなーく表情が暗いのが気になります。

それに、この絵は右の部分と左の部分を別々に描いてからくっつけたみたいなんですよね。一枚の絵を、あとでふたつに分けたりすることは、よくあるらしいけど…。
そういう不思議さにも惹かれてしまった作品です。
(1991年4月)


『英国国立ヴィクトリア&アルバート美術館展』
◆1991年4月6日(土)-5月6日(日)
 三重県立美術館
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(津市大谷町11)

ヴィクトリア&アルバート美術館(博物館)→

【トマス・ゲインズバラ作品集】



【2010年・追記】
そのほかの展示作品~キラキラ

ウィリアム・ブレイク
《エジプトの聖母子》
キャンバスにテンペラ
1810年 76.5×63.5
ヴィクトリア&アルバート美術館


エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ
《水車小屋―音楽にあわせ川辺で踊る乙女たち》
キャンバスに油彩 1870年 90.8×197.5
ヴィクトリア&アルバート美術館


エドガー・ドガ
《マイヤーベーアのオペラ「悪魔のロベール」のバレエ場面》
キャンバスに油彩 1876年 76.6×81.3
ヴィクトリア&アルバート美術館


アンリ・ファンタン=ラトゥール
《キンレンカ》
キャンバスに油彩 1880年 62.8×42.5
ヴィクトリア&アルバート美術館


ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《白昼夢》
キャンバスに油彩 1880年 158.7×92.7
ヴィクトリア&アルバート美術館


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