神戸市立博物館
『ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美』(2008年)



神戸で
『ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美』を見ましたピンクハート
(オスカル&マリー・アントワネットのイラスト入り「ベルばら」チケットで入場音符

18世紀、ルイ15世・ルイ16世の時代のフランス宮廷で
実際に使われていた工芸品の数々。
「ようこそ、セレブの世界へ」とポスターにあるように
豪華絢爛、きら星のごとく輝く名品が揃ってますキラキラ
(全2章、展示総数138点)


空色の渦巻きのある「エベール」の皿
ヴァンセンヌ製作所
軟質磁器 1755年
ルーヴル美術館

そのなかで目を引いた、鮮やか~な色のお皿。
昼食用の食器セットのうちの一枚とされています。
のちの北斎の波頭を彷彿とさせるデザインがGood!
「青」の色合いと、
金で描かれている植物の模様もステキピンクハート
ちなみにこの「青」は、
当時、青磁の輸入元だった中国をイメージしたものだとか。


フランソワ・ブーシェ
《ポンパドゥール侯爵夫人の肖像》(部分)
キャンバスに貼り付けた紙に油彩 
1750年頃
ルーヴル美術館

ブーシェと言えば、このひとの肖像画キラキラというくらい有名な、ルイ15世の寵姫・ポンパドゥール夫人にも、うっとり。
ホント、気品のある美しい女性ですね~~。

そして、ポンパドゥール夫人亡きあと、
王の寵愛を受けたデュ・バリー夫人。
『ベルサイユのばら』では、王太子妃マリー・アントワネットを屈服させて高笑いするイヤ~な女に描かれてましたが、
肖像画を見る限り、おとなしそうな、可愛らしいひとなんですよ。
(画像を載せられなくて残念タラー

ブーシェ、もう一枚どうぞ。


フランソワ・ブーシェ
《ヴィーナスの化粧》(部分)
キャンバスに油彩 1749年
ルーヴル美術館


ディアナ像の飾り枠付き掛時計
ブロンズ、鍍金、エマイユ 1745-50年頃
ルーヴル美術館


フランソワ=トマ・ジェルマン
ポルトガル王ジョゼ1世の枝付き燭台 一対
銀、鋳造、彫金細工 1757年
ルーヴル美術館


「枝付き燭台の」あるいは「蝋受けのある」ポプリ入れ 一対
セーヴル製作所
軟質磁器、ブロンズ、鍍金 1762年
ルーヴル美術館


蒔絵水差し
日本製漆器、ブロンズ、鍍金
17世紀末-18世紀初め(漆器)
1775-80年頃(枠飾り)
ルーヴル美術館


マリー・アントワネットの旅行用携行品入れ
1787-88年
ルーヴル美術館


サン=クルー宮の王妃の間の肘掛け椅子
クルミ材、金塗装
1787年(布張りは現代)
ルーヴル美術館


アドルフ=ウルリク・ヴェルトミュラー
《狩猟服を着た王妃マリー・アントワネット》
キャンバスに油彩 1788年
ヴェルサイユ宮殿美術館


王侯貴族の愛用品を愛でながら
セレブ気分を満喫~~キラキラ

が、、、
全部見終わったあと、
なんとなーく畳の部屋が恋しくなったワタシですタラー


『ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美』
◆2008年4月26日(土)-7月6日(日)
 神戸市立博物館
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(神戸市中央区京町24)

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